私が熱中した、最高のエンターティナーな映画です。1作目も面白いんですが、私は2が一押しです。
「キャノンボール」とは弾丸のこと。弾丸のようにアメリカを横断して競う優勝賞金100万ドルのレース。ルールがないことがルールと言う命知らずばかりが集まってカーチェイスを繰り広げます。
この映画、出演者も豪華です。主演のバート・レイノルズ、ジャッキー・チェン、ディーン・マーチン、サミー・デービスJr、シャーリー・マクレーン、テリー・サバラス、数え上げればきりがありません。極めつけはフランク・シナトラ!まで出ています。
主役級のスターばかりです。彼らがドタバタ喜劇を演じて抱腹絶倒です。この映画、ギャグのセンスもぴか一です。一番笑ったのがバート・レイノルズの相棒のドム・デルイズ。普段は気弱な男なんですが、いったんマスクとマントを着ると「キャプテンケイオス」に変身します。これが強いのなんのって、ほぼジャッキーと互角、いやそれ以上か(爆)。
あと、マーチンとサミー・デービスJrの掛け合い漫才も笑います。
サミー「見るなよ、見るなよ。奴さんたち、おいでなさった。」
マーチン「えっ?」と振り向く。借金取りと目が合う。
サミー「馬鹿!」頭を抱え込む。
そのあと裏口から逃げようとした二人は、まんまとマフィアにつかまります。
サミー「おい、確か俺たち10万ドルの借金があったよな?」
マーチン「お前、返したの?」
サミー「いや」
マーチン「じゃあ、そっくり10万あるわけだ。」
銃を突きつけられていながら、こんなとぼけた会話をしてます。
その他、エピソードを語りだしたら何時間でもいけます。最高に面白い映画ですので、皆さん是非みてください。