特に二度目の本震の時は、さすがの私も死を覚悟したほどです。震源地近くの家が丸ごと潰れた方々からすると、幸いにして我が家は一応無事でした。ただ屋根瓦が何枚か飛び、風呂場の内壁のタイルがばらばらと落ち内部のコンクリートがむき出し状態に。
瓦のほうは業者さんを呼び修理したんですが、風呂場の内壁はわざわざ業者を呼ぶまでもないと判断し私が修理する事に。知り合いの建築関係の人に聞いたら、素人がタイルを塗っても接地が甘いためすぐ落ちるとの事。それよりはコンクリで固めた方が良いとアドバイスされました。
しかし、なかなかやる気が起こらず夏は放置。秋涼しくなってからやろうと一応セメントなど道具を揃えました。が、結局面倒くさがりな私は冬になっても実行しなかったんですが、さすがに今年の事は今年の内にやらなくてはと一大決心。12月頭にコンクリを塗ります。でも素人だからやり方が分からず、塗っても塗っても重力に負けボロボロと落ちてくる状況。
そこで何回かに分けて塗る事を決意。最初の一回は雑に塗ってまずセメントのとっかかりを作ることに専念。次に、それを利用して全体的に塗りかためようとしました。しかし、やはり重力に負け横の柱とコンクリの間に隙間ができます。そこで、最終手段として隙間はホームセンターなどで売っているチューブ式の漆喰で埋めようと考えました。