鳳山雑記帳はてなブログ

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彼女たちの覚悟には頭が下がります

【イラク】クルドの女性兵団、国境都市コバニを死守、イスラム国を撃退…「イスラム国において、女性は奴隷。我々はそれに抵抗する」


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 相手は基地害。捕虜になったら人道的配慮など皆無、死ぬまで集団強姦され続ける地獄を覚悟して戦っている彼女たち。19歳の美少女戦士がイスラム国に包囲され自決すると云う悲劇も起こっています。

 イスラム国は、どのようなイスラム教の教義を掲げても異端である事は間違いありません。常軌を逸しているといってもよい。イスラム国と戦って逃げだし彼らにアメリカ製の最新兵器をプレゼントし続けるイラク軍の兵士に比べるとクルド人の戦いは素晴らしい。さすが戦闘民族と言われるだけはありますね。

 米軍は、イラク軍にまったく期待せずクルド人民兵部隊への支援にシフトしているそうです。ただイランやトルコなどクルド人独立運動を警戒している国々はクルド人が力を付けるのには警戒しているとか。複雑怪奇な国際情勢の犠牲者が彼女たちなのでしょう。

 何とか人類の敵イスラム国を壊滅に追い込めないものでしょうか?そもそもシリアのアサド政権に対抗するためイスラム教過激派に資金援助していたサウジやペルシャ湾岸諸国はその責任をどう考えているのか?彼らの資金がイスラム国というモンスターを生んだわけですからね。その反省から空爆に参加しているんでしょうが、まだまだ責任を果たしたとは言えません。

 アメリカはイラクフセイン政権を倒して現在の混沌を生じさせたのですから責任を免れませんよ。ちゃんと積極的関与してイスラム国を滅ぼしイラクを安定させる国際的道義的責任があると思います。ただルーピーオバマ政権では無理そうですね。