鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ボーイング EA-18G グラウラー 電子戦機 (アメリカ海軍)

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 F/A‐18E/F スーパーホーネットと似てると思ったでしょ?それもそのはず、F/A-18F Block2 をベースにしています。
 
 電子戦機というのは
 
【電子機器を主軸とした戦術を実施する航空機のこと。電子偵察機電子戦支援機電子妨害機などがある。主用する器材はESM逆探知装置ジャミング電波妨害装置である。電子戦機の開発には高度な電子情報技術の集積が必要なため、先進国の一部しか保有しておらず、その中でもアメリカ合衆国が充実している。その理由は、軍事用電子機器の大半がアメリカ製であるからであり、自国の軍事的政治的優位を維持するためである。】
 
というものです。
 
 EA‐18Gは、それまでのEA‐6Bプラウラーの後継機として90機調達予定の米海軍最新鋭の電子戦機です。
 
 なにが凄いって、これはあくまで噂(ネットで調べたが元ソースが見つからなかった)ですが空戦訓練でなんとF-22ラプターを撃墜したそうです。EA‐18GのAIM‐120AMRAAMで撃墜判定(ただし2次ソース)だそうですから驚きです。
 
 ベースになったスパホのAN/APG-79 AESAレーダーが、簡易電子妨害機能を持っているらしい事は前にスパホの記事で書きましたが、このEA‐18Gはレーダーのペンシルビームを敵機に照射することでジャミングどころか相手の電子回路をぶっ壊すらしいです。2次ソース?の兵頭二十八氏のブログ
では、パルスがどうたらこうたらって書いていありましたが、要するにFCS(flight control system 飛行制御装置)が駄目になるそうです。
 
 
 これ自衛隊でも欲しいと思いませんか?スパホと一緒に20機(せめて10機)くらいでいいから導入したい!!!
 
 ボーイングのホームページ見たら、100億円は軽く超えそうだけど海外にも販売を考えているような感じでした。米政府が認めるかどうかは分かりませんが、どっちにしろソフトウェアを書きかえる(ダウングレード)か、ソフトだけ日本製にしろとか言ってきそうだな(苦笑)。ボーイング・ジャパンのホームページもスパホ一押しらしいから、セットでどうですかね?日本周辺の敵国どもは嫌がると思うよ~(爆)。対レーダーミサイルもあるしね♪
 
 
【データ】
 
原産国:アメリカ合衆国
製造:ボーイング
原型機初飛行:2006.8.16
全幅:13.62m(主翼端AAM含む)/9.94m(主翼折り畳み時)
全長:18.38m
全高:4.88m
主翼面積:46.45㎡
空虚重量:14552kg
最大離陸重量:29938kg
エンジン:GE製F414-GE-400ターボファン・エンジン2基
エンジン推力:97.9kN(A/B使用時)
最大速度:マッハ1.8
戦闘上昇限度:15240m
乗員:2名
兵装:AIM-9サイドワインダーAAM、AIM-120AMRAAM AAM、AGM-88HARM、AN/ALQ-99ECMポッド、AN/ALQ-218無線周波受信システム、増槽等
生産機数:106機(装備計画機数)
 
 
 
 
 F-X(次期戦闘機計画 = F-4ファントムⅡの後継機)は決まったな!(爆)