【国際】時間稼ぎ・ウソつき…政権手放さず、怒りと失望-エジプト
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【カイロ=工藤武人】エジプトのムバラク大統領が1日夜、次期大統領選への不出馬を表明したのを受け、
反体制デモの拠点であるタハリール広場には怒りと失望が充満した。
1日午後11時頃、広場に面したビルに設置された大きなスクリーンに大統領のテレビ演説が映し出されると、
1000人以上のデモ参加者の多くが駆け寄り、くぎ付けになった。
演説後、デモ隊は拳を突き上げながら、「大統領を倒せ」、「ウソつき」などと声を合わせて叫んだ。
市内に住む薬剤師ムハンマド・アブドラさん(30)は「大統領は時間を稼ぎたいだけ。
我々はだまされない」と9月まで政権の座にとどまる意向を表明した大統領を非難した。
20代の会社員女性は「ムバラクに期待するのは、すぐに大統領を辞めることだけ」と話し、失望感をあらわにした。 .
ソース 読売新聞 2月2日(水)10時42分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110202-00000318-yom-int - - 2NN2ちゃんねるニュース速報より -
中東アラブ圏が凄い事になってます。チュニジアで革命が起き政権が倒れたかと思えば今度は中東の盟主・大国エジプトで革命。
どちらもネットの力で引き起こされた運動が国民運動に発展し政権を倒すほどの力になったのです。
今のムバラク政権が退陣して、新しい政権が誕生する可能性は高いでしょう。しかし、これでよくなる可能性は少なく、中東情勢は混沌とし、下手するとイスラム教原理主義者による反米政権が誕生する可能性もなくはありません。今の反政府運動に明確な指導者がなく(エルバラダイは駄目でしょう)、政権が混乱した時人々は宗教に救いを求めるからです。
それはともかく、この動きをみてひょっとしたら日本でも我々が立ち上がれば混迷の日本を救えるんじゃないかと考えた人も多いと思います。