鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

『ハーツオブアイアンⅡ』イタリアを何とかしようの回(第3回)

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 1940年、ついにドイツ軍がアルデンヌの森を越えてフランスに侵入しました。同盟国である我がイタリアにも参戦要請がきます。

 「はいは~い」と、この日のために準備していた20個師団からなる陸軍と、戦術爆撃機4個航空隊で編成された戦術航空団4個(計16部隊)を伊仏国境からなだれ込ませます。

 史実よりは強くなってるはず。だって指揮統制値70ですよ、70!フランスも弱いからそんなもんでしょ?だったら数で勝負です。フランスは主敵であるドイツに備えてマジノ線要塞に主力を集め、南部戦線は押さえの部隊しかいません。

 イタリア軍の目標はマルセイユ(超弱気!)までとしました。どうせ火事場泥棒なんだし。中央部や沿岸部の工業地帯を押さえたらドイツ様が困りますから(笑)。


 で、戦況は予想通りとなりました。イタリア軍が国境でもたもたしている間、アルデンヌの森林地帯を突破したドイツ機甲部隊が、マジノ線を迂回し、後から包囲します。これにはたまらずフランス軍主力が降伏。あとはパリを経由してノルマンディー地方に英仏連合軍を追い詰め、ダンケルクに包囲します。
(お~史実通りか?)
 ゲーム上のドイツ軍は、ヒトラーの不可解な停止命令がないため空陸から連合軍を攻め立て数十個師団が降伏しました。

 だいたい私がドイツ軍をプレイするときは、ここでフランスが降伏してヴィシー政権ができるんですが、イタリア軍が史実以上に善戦(マルセイユをやっと落としたんですよ!)したので、まったく降伏の気配が見えず。ボルドーに首都を移して徹底抗戦しています。


 戦争が終わったと勝手に判断した私が、次の北アフリカ戦に備えて部隊を撤収していたところを背後から襲い掛かられました(涙)。


 嗚呼!せっかく苦労して落としたマルセイユがっ!!!!!
 で、結局ドイツ様が尻拭いしてくれました。そのドサクサにイタリア軍マルセイユを再奪回し、ドイツがフランス全土を占領したときマルセイユ一帯をもらいました。
 「あんがとさん!」(今度はわしが助けるけんの~)


 で、イタリアとしては最初の山場である北アフリカ戦です。リビア・エジプト国境地帯に機甲師団7個を含む30個師団と、すべての航空部隊を集結させます。
 守る英軍は3個師団。ダンケルクの痛手からまだ立ち直っていないため、増援はきていません。これなら勝てるだろう(たぶん)。

 雪崩のように国境を越えた我がイタリア軍の精鋭たちは、順調に各地を占領します。英軍はアレキサンドリアに引っ込んで、イタリア軍の補給が伸びきったところを叩こうという作戦か、あまり抵抗せず後退していきます。

 エジプトは広いため、どうしても効率よく占領するため部隊を分割しなければなりません。そこでまあ倍くらいあればいいだろうと、8個師団ほどで英軍にあたらせます。ところが、こんどは英軍は引きませんでした。戦場はエルアラメインというところ。

 史実で大敗した場所です。嫌な予感がしていたんですが、やっぱり負けました。倍くらいじゃ駄目みたいです(爆)。


 こりゃ本腰入れんとあかんな、と占領のために分散していた部隊を集結させ、25個師団くらいにしました。8倍あったら勝つみたいです(笑)。英軍の激しい抵抗を凌ぎ、アレキサンドリア入城をはたす我がイタリア軍。感無量です。アレキサンドリアを母港にしていた英地中海艦隊(H部隊?いやあれはジブラルタルか?)を叩き出すことに成功しました。

 これで東地中海の制海権は握ったぞ!苦戦しつつもイギリスからエジプトを奪取するイタリアの雄姿を見よ!!!!


 その直後、イギリスがとんでもない嫌がらせをしてきました。すっかり忘れていたエチオピアに侵攻してきたんです。しかもタラント軍港にいると英機動部隊の奇襲を受けるんで(超弱気)、紅海に退避させていたイタリア海軍主力艦隊に空母ハーミズを旗艦とする英機動部隊が襲い掛かったんです。

 英海軍の野郎、インド洋に逃げてやがった!逃げる暇も無く、コンテ・ディ・カブールが!アンドレア・ドリア が!旧式とはいえ我が海軍の象徴ともいえる戦艦群がなすすべもなく沈められていきます。おまけに新鋭重巡のザラ級まで。「あのお、ザラ級だけは見逃してくれ~」私の魂の叫びも虚しく、我がイタリア艦隊は壊滅的打撃をうけてスタコラサッサと逃げ出しました。

 どこにいても攻撃されるおそれがあるので、アドリア海の奥地、ヴェネチア軍港に逃れたわが艦隊でした。よく考えるとヴェネチアが一番安全じゃないか!痛い目にあってはじめて気づく私(アホ)。


 しかも東アフリカ戦線は予断の許さない状況です。英軍は6個師団ほどソマリアに上陸し、英植民地のケニアと、エジプトからスーダンに逃れていた部隊の三方向から攻め立てたのです。この方面を無視していた私は指揮統制値の低い植民地軍しか置いていなかったので各地で敗北し、沿岸部はすっかりイギリスに占領されてしまいました。

 援軍を送ろうにも制海権は英軍に奪われているので不可能です。それにもう一度艦隊を派遣する勇気もありません。空母がない我が海軍が行っても、ソードフィッシュの餌食になるばかりです。

 あ~あ、あんな複葉の旧式機を恐れなければいけないなんて情けなさ過ぎます。日本海軍の零戦があったらなあ。日本様、同盟国の誼で何十機かくれないかなあ?


 まあ、そんな夢のようなこともいってられないので、エジプトにいた部隊を、はるばる陸路南下させることにしました。沿岸部は英艦隊の攻撃が怖いのでナイル川沿いに内陸部を進みます。ほとんど探検隊扱いだよ!


 たぶん現地につく頃は指揮統制値が下がりまくって、20を切るような予感が。いや私の悪い予想はことごとく的中するんです。嬉しくないんですが…。


 こうして北アフリカで成功をおさめた我がイタリア、今度は東アフリカで激戦です。欧州の主戦場では独ソ戦が始まろうとしてるのに。このままでは泥沼にはまって枢軸軍は敗北しそうです。


 次回、どうなる東アフリカ戦線。結局北が東になっただけだったりして(爆)。