ついに待ちに待ったゲームが始動しました。リアルな世界観でディープなファンを魅了するジェネラルサポートの最新作「グロス・ドイッチランド2」です。
前作は1995年にPC9801で発売され、その緻密さに唸らされましたが、今回も健在です。航空機、戦車、艦船1機単位、歩兵1個小隊(中隊?)単位。兵器生産には鉄、ボーキサイト、動かすには石油が必要で、ドイツ本国でまかなう事ができなければ外交で調達するか戦争で資源地帯を奪わなければなりません。
前作にどっぷりはまって、操作は慣れきっているつもりだったんでマニュアルを見ないでそのままはじめました。小手調べで対仏戦をあつかったシナリオ「電撃戦」を始めます。
独仏国境に大軍が集結していたので、練習のつもりで国境を越えます。しかし、兵力劣勢のはずのフランス軍が頑強に抵抗するではありませんか!
「えっ、こんなはずじゃ…」よく考えてみると独仏国境に設けられたマジノ線要塞のことをすっかり忘れていました。あわれにも要塞に正面から突っ込んでルントシュテット元帥が昇天され、部隊は壊滅的打撃をうけて壊走しました。泣きっ面に蜂でフランス空軍の爆撃が消耗しきったドイツ軍の上に襲い掛かります。(フランス軍ってこんなに強かったっけ?いや指揮官(自分)が無能なだけか?)
史実通りアルデンヌの森林地帯を突破すべきでした。「電撃戦」シナリオあえなく敗退(涙)。
ここは初心に帰ってポーランド戦から始めなければ!ということで再プレイ。フランス軍ほど強くはないんですが、ポーランドもなかなか強いです。こっちは燃料補給で1回会戦したら半月は動けないんですが、機械化の進んでいないポーランド軍はすぐ動けます。しかも占領地に守備隊を置いていなければ、すぐパルチザンが発生します。これがうっとーしいのなんのって!
しかも英仏は、西部戦線でばんばん爆撃してくるし…。国内にもスパイを潜入させてやりたい放題。こちとらそれに対処しようとしても治安コマンドには限りがあるんです(涙)。
一応ポーランドはなんとか下し、主力を西部戦線に振り向けなければなりません。納得いかないのはイベントでソ連がポーランドの東半分を持っていったこと!おめーら、一滴も血をながしてないだろ(怒)。別に密約した憶えはないぞ!!!
この恨みは、独ソ戦ではらします。ただ、先は長いですが…。フランス戦の前に鉄資源をもとめてノルウェーに侵攻しなければならないよなあ。そのまえにバルカン諸国を外交で懐柔して同盟に引き入れなければ!(石油くれ~)イタリアは弱いから無視。でもイタリアって勝手に友好度が上がるんです。もうアンタの尻拭いはたくさんだ!
今後プレイレポートを書き続けることはできるのか?先はと~っても長いです(爆)。