鳳山雑記帳はてなブログ

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年末時代劇「田原坂」見ました!

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 久しぶりの休日で実家に帰り、DVD三昧の一日を過ごしました。年末時代劇「田原坂」良かったです。滂沱の涙を流しながら見ました。ストーリーは皆さんご存知だと思いますので(万一知らない人は当ブログ・西南戦争 田原坂の激闘 参照)私が感動したシーンを幾つか紹介します。
 
∥耋兩討からの帰途、新政府の要請で西郷隆盛の再出馬を請うため、鹿児島によった西郷従道。町中から「西郷先生を裏切った卑怯者」と罵倒され、西郷家で暖かく迎えられ思わず涙ぐむシーン。
 「台湾に比べると鹿児島(かごんま)は寒うごわす。じゃっどん(しかし)こん家はいつ来ても温っかなあ」

挙兵が決まり、西郷家でも菊次郎(奄美の島女房、愛加奈の息子)が出征しようとして、隆盛の妻いとに「貴方は大事な西郷家の跡取り。いかせるわけにはいきません」と止められます。それに対して「母上は、私が実の子ならけっして止めなかったはず。そんなに私が憎いんですか!」という菊次郎に、思わず平手打ちして「いつ、私が貴方を継子扱いしましたか!情けなか!私はいつでも貴方を実の子として接してきたはず」と泣き崩れます。母の愛が忍ばれて、思わず私も涙を流しました。結局出征を許し、「私が間違っていた」と送り出します。血の繋がらない親子が、やっと真の親子になった瞬間でした。

E銚矯笋寮鐺中、元会津藩家老佐川菅兵衛が「会津藩は官軍として必死に戦ってきた。しかしいつのまにか賊軍にされていた。この服には散っていった会津藩士三千名の名前が書かれている。どうしても彼らを官軍にしてやりたい。くだらんこだわりと思われるだろうが、明日の戦いにはこれを着ていくつもりだ。」と同僚に語るシーン。そして、薩軍の士官と互いに武士と認め合っての一騎打ちをしますが、心無い兵士の銃弾に倒れます。

ぅ薀好箸両觧海離掘璽鵝L燭けでいとから託された和服を西郷に届ける従僕熊吉。最後の突撃を明日に控えた城山の酒宴。和服に着がえ山を降りる西郷。足とわき腹を撃たれ、そばを守っていた別府晋介に「晋どん、ここらへんでよかじゃろ」と介錯させて自害します。涙なくしては見れません。

 名シーンでは必ず流れるテーマソング堀内孝雄の「遙かな轍」!白虎隊の「愛しき日々」と共に、私のカラオケ十八番です。名作は、何回見てもいいですね~。今度は「奇兵隊」を見てみたいのですが、DVDが近くに売ってないんです(涙)。しかし、絶対買って見るつもりです!