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捕らぬ狸の皮算用 パート2

【宝船?】日露戦争で沈んだロシア軍艦「ドンスコイ」、韓国企業が発見 大量の金貨を搭載か



 欲の皮が突っ張ると常識すら無くすのかと呆れるのがこの話題。ロシアの専門家が指摘する通り金塊が必要ならシベリア鉄道で送るだけで済むし早い。バルチック艦隊が自艦隊の運営のためにある程度の資金を積むのは理解できるが、韓国の主張通りの15兆円分もあるはずがない。ましてやドミトリー・ドンスコイは装甲巡洋艦ですよ。

 バルチック艦隊の財宝というと日本が1980年に引き上げたナヒモク号が有名ですが、これですらせいぜいプラチナ10㎏、代替日本円で3000万円ちょっと。記録でも1億数千万円分くらいしか載せてなかったそうです。引き上げ財宝の後日譚ではプラチナですらなかったとのこと。ナヒモクと同じくらいの大きさのドンスコイだったらせいぜい数十億円分も積んでいたら御の字。途中で石炭・食料の代金や乗組員の福利厚生(当時あったのかどうかも疑問)に使うくらいだから15兆円もあるはずがない。

 笹川氏と同様今回も韓国側の大損で終わる気がするんですけどねwww

 埋蔵金とか難破船の財宝とかロマンがあるのは分かりますが、常識を考えると15兆円が現実的でないことは確か。そういえばTBS徳川埋蔵金のインチキ番組でも馬鹿芸能人どもが捕らぬ狸の皮算用をしていましたな。本当に恥ずかしい低能どもです。万が一見つかったとしてもゲスト出演のお前らにおすそ分けがあるはずないじゃないか(呆)。すでにギャラ貰ってるだろ。

 一番頭良いのは日本のODAに絡む巨額な裏金をプールし山下財宝を掘り当てたと嘘八百で煙に巻いたマルコス元大統領だったというオチ。