【リビア】反政府勢力が首都圏包囲 郊外で政府軍が攻撃
- 【トブルク(リビア北東部)和田浩明、カイロ伊藤智永】リビアで国土の東部を支配下に
収めた反政府勢力は24日までに、西部でも都市部を制圧、最高指導者カダフィ大佐が
死守する首都トリポリ圏を包囲した模様だ。トリポリは統制が強まり「要塞(ようさい)化」も
指摘される。首都郊外では政府軍が、集結する反政府勢力に攻撃を加えており、今後、
大規模な首都攻防戦に発展する可能性も出てきた。
中東の衛星テレビ・アルジャジーラなどによると、反政府勢力はトリポリの東約200キロ
のミスラタ、西約120キロのズワラを24日までに制圧、トリポリとその近郊を包囲した形と
なった。
AP通信によると、トリポリの西約50キロのアズザウィーヤで24日朝、国軍がモスク周辺
に集結する反政府デモ隊を攻撃。死傷者が出て、モスクの尖塔(せんとう)が破壊されたと
いう。アズザウィーヤは23日、反政府側の支配下に入ったと報じられていた。また、ミスラタ
でも政府軍が攻撃を行っているとの情報もある。
ドバイの衛星放送アルアラビーヤによると、トリポリの東約50キロのタジュラでは、カダフィ
大佐の次男セイフ・アルイスラム氏と七男ハミス氏が私兵部隊を展開、東側からの攻撃に
備えているという。一方で、デモ隊への射撃命令を拒否した兵士が軍内部で大量に銃殺
されているとの情報もある。また、反政府勢力が支配下に置いた東部ベンガジでは、これ
までに死者が2000人に上ったとの情報もある。
一方、リビア政府当局は24日、反政府デモ隊に武器の放棄などを呼びかける声明を
テレビ放送した。ロイター通信によると、声明は、デモ隊の指導者に関する情報提供などを
呼びかけ、情報提供者には現金などの報酬があると明言した。
また、カダフィ大佐の三男サーディ氏が英紙フィナンシャル・タイムズの電話取材に、
大佐が政府顧問的な役割を受け入れると表明。体制転換した場合にも影響力を保持したい
意向を代弁した。
トリポリの住民の話を報じたロイター通信によると、市内は今のところ平静で、武装した
カダフィ支持派が市中を見回っており、住民は屋内にとどまっている状態とみられる。
http://mainichi.jp/select/world/news/20110225k0000m030088000c.html - - 2NN2ちゃんねるニュース速報より -
反政府側はキレナイカを完全に制圧し、カダフィの政府軍は首都トリポリの他は点と線のみ。どんなに最悪に転んでも反政府軍はキレナイカ独立(石油資源うま~)という最後の手段があるのに対し、いくらオイルマネーでかき集めた武器と傭兵でも上の状況が本当なら政府軍は補給もままならないはず。
首都攻防戦は凄惨な戦いになりそうな気がします。リビアにも在留邦人がいるんでしょ?日本政府空き缶政権は何しているの?ふざけるなよ!(怒)
朝鮮半島で大事が起こってもおんなじなんだろうな(呆)。旅行者は覚悟しておく事。海外出張組、留学組は死を覚悟しないといけないでしょうな。嫌な国になったもんだね。