鳳山雑記帳はてなブログ

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「ROME」(ローマ)  ものすごい超大作です!

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『ROME[ローマ]』はアメリカ合衆国のHBOとイギリスのBBCが共同制作した海外ドラマである。総制作費は200億円以上、制作期間は企画から撮影終了まで約8年という破格のもの。ローマ軍第13軍団の百人隊長ヴォレヌスとその部下の軍団兵プッロを中心に、内乱期のローマ共和国が描かれている。ドラマであるため、細部のストーリーは史実とは異なる。

                        - ウィキペディアより -


 総製作費200億以上かけた米英合作の大河ドラマ。前編・後編(各1980円)で全22話です。


 実はここ数日、この歴史ドラマのDVDにはまっていました。カエサルガリア遠征最後の戦い、アレシア攻防戦から元老院ポンペイウスとの対立、エジプト遠征、カエサルの死、オクタヴィアヌスの台頭、アントニウスとの対決、アウグストゥスの登極までを平民である二人の主人公を通じて描きます。


 歴史大河ドラマにありがちな歴史上の人物だけを描く手法ではなく、平民視点もあればオクタヴィアヌス家のホームドラマもあり、悪女同士の女の闘いもありお色気(これは各話1回は必ずあります・笑)あり、残酷なシーンあり、視聴者を飽きさせない演出がテンコ盛りです。


 とくに私が一押しなのは、オクタヴィアヌスの母アティアです。歴史上では無名の人物ですがこのドラマでは主役とも言っていい活躍をします。夫を早く亡くし愛人をとっかえひっかえ家に入れるわ、愛人アントニウスを通じて政治に介入するわ、カエサルの愛人だったセルウィリアと女の戦いはするわ、やりたい放題です。


 このドラマ、史実とはだいぶかけ離れていますがそこが面白い。昔のアメリカドラマ「ダラス」みたいにどろどろなところが面白いです。


 実はまだ全話見終わってません。時間があまりにも長すぎて。やっと全22話のうち16話まで見ました。残りあと6話ですが、正直見終わるのが残念でたまりません。


 某公営テレビの大河と違ってチープなところがどこにもないのがすごいです。さすがに戦いのシーンだけはカメラワークでごまかしていますが、まともにやったら製作費500億では済まなくなるので仕方ありません。


 当時の共和制末期から帝政初期のローマはこうだったんだな、と雰囲気を想像できるだけでも楽しくなります。話は陰謀だらけで正視に堪えませんが(爆)。


 これで前後編あわせて3960円(税込)だからお得ですよ~!