鳳山雑記帳はてなブログ

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NHKが悪意を持って意図的に放映しなかった稲田議員の国会質問②

参政権鳩山首相「外国人の権利を守るのは日本人の義務」 ~稲田議員「参政権付与は憲法違反」と反発


◆文字数制限のため2つに分割しています◆


【稲田議員】
「ただ、総理ね。『日本人は日本人のものではない』これを総理は死を覚悟して先兵として
やるんだと。そして国政参政権もその時は思っていたと。そういうふうに思っているんだと。
ただ、今、常識的に考えて、内閣やら党内の事情やら、そういう事情があるので、無理やりは
やらないと仰るんですけれどもね、でも死を覚悟してやられていたわけでしょ?そして総理
大臣になられたわけであります。政治家であることにこだわっていないとも仰っています。

民主党の一年生も議員もそうです。私もそうです。総理目指してますよ国会議員は。どうして
ですか?自分の政治信条、そしてこの国を良くしたい。自分のためじゃないです。この国を
良くしたいというその政治理念を実現するために総理を目指してるんじゃないですか。

総理、総理になられたんですから、それをやられるのが当然だと思います。やってほしいと
言ってませんよ。私は反対ですから。でもですね、でもですね、総理の時にできなくて、
いったいいつやるんですか?総理でなくて一議員になってそれができるんですか?その点の
認識をお伺いいたします。」


【鳩山総理】
「私は当時の思いというものを確かに、今、徐々に今思い出しております。政治家として当然の
ことながら、身を捨てるぐらいの思いで行動しなければ成就しない。それもその通りだと思って
おりますし、自分の信念は貫いてまいりたい。その思いは根底に持っております。

ただ現実の問題、状況の中で対処していかなければならないということも、私もこの歳になって
理解を深めているところでもございます。そこで、今まさにお話を頂きましたけれども、私は
やはり、この国のまさに将来を考えた時に、本当に、どう考えても私から見れば、閉じた日本
列島、閉鎖的な日本列島、そのままで良いのかという思いは今でもあります。

それがただ単にこの解決の道が地方参政権ということでは必ずしもありません。しかしもっと
開明的な開かれた日本を作っていかない限り、この国の大きないくつかのテーマの解決は
極めて困難なんではないかと、その様にも考えております。従いましてこの国をより、地域、
国際的な社会の中でも開かれた環境というものを、私として、今、地方参政権の問題は問題
として、トータルの中で作り上げていきたいという思いは捨てておらないところでございます。」


【稲田議員】
「総理の抽象的な思いはわかるんですけれども、そういった情緒的な感情から参政権の問題を
考えるということは非常に危険だと思っております。また総理は随分前からの信念として、国政
参政権定住外国人に付与すべきだと考えていられたことには非常に驚いています。

外国人参政権と先程の憲法15条の関係がございます。外国人国政参政権は、地方参政権
言うまでもなく、国政参政権は今の憲法下では無理なんです。もっと言えば憲法15条は国民
主権の当然の帰結で、国民主権をやめることはこれは憲法改正してもできない。それは当たり
前のことであります。

これは憲法の規定であり、まさしく総理が仰っている革命なんですよ。総理の『日本の国は
日本人だけの所有ではない』というのは国民主権を無視した革命の発言だと私は思います。

さて、現実的な問題についてお伺いをいたします。総理はこの問題について、また『仏教の心を
持つ日本人が、世界で最も持っているはずなのに、何で他国の人たちが地方参政権を持つ
ことが許されないのか』と仰っていますけれども、そんな情緒的な問題ではなくて、安全保障を
問う具体的なことについてお伺いします。

今、国境の島である対馬が外国資本に買い占められております。海上自衛隊対馬防備隊の
隣接地など島の不動産が買収をされております。参院山谷えり子先生が会長の領土議連、
また亡くなられた中川昭一先生が会長の真・保守政策研究会でも取り上げ、また視察もして
おります。私も法務委員会で、外国人土地法というのがあって、日本の安全保障上問題の
ある所、外国人が買えないというその法律をなぜ適用しないのかと政府にも問いただしました
けれども、この危機感が残念なことに政府にはありません。

昨年7月に韓国の国会議員50名が対馬が韓国の固有の領土だとして、対馬返還要求決議案が
国会に提出をされています。もし対馬に意図的に永住外国人が移住をして参政権を行使したら
どうなるのか?対馬が韓国領だと主張する市長が誕生するということを考えなければならないと
思いますが、こういった国境の島、国境の地方公共団体に外国人が地方参政権を行使すること
の危険性について総理はどのようにお考えでしょうか?」


【鳩山総理】
「領土は当然、この領土、及び国民、それが日本という国を構成しているわけであります。
それだけに、先ほども地方参政権と日本人の国民主権、主権というものとの関わりでお話しを
されましたけれども、私は主権者は日本国民であることは変わりはありません。その日本
国民の主権者でありながら地方の参政権というものは、別に矛盾なくできるものだという考え
方も、一方であるということも申し上げておきたいと思います。

今、対馬の話がございました。対馬も当然のことながら日本国の領土であることは間違い
ありません。そしてこれは地方の方々がお決めになる話ではありません。国家として、守ら
なければならない話でございます。

それだけに当然のことながら、主権者である日本国民が、これは誰の目にも対馬は日本の
領土であると、その様に我々としては100%信じて行動しているわけでありますから、その
ことに関して地方の皆さん方が、たとえこの韓国の方が多少増えたとしても、そのことに
よって我々が領土を手放すような議論になるというふうには、まったく考える必要はないと
その様に思っております。」


【稲田議員】
「信じるとか必要がないとかいう問題ではなくて、やはり危機管理の問題だと思っております。
対馬有権者数は約3万人であります。ここに永住外国人地方参政権を行使する方々が
移住をされて参政権を行使された場合、こういった国境の島についてはそういったところまで
危機感を持って考えなければならないと思っております。
さて、連立を組んでおられております亀井大臣、外国人参政権についてのお考えを最後に
お伺いしたいと思います。」


【亀井大臣】
「日頃から稲田議員のお考えに共鳴できることも多々あるわけでありますけれども、まぁ
あの参政権の問題についても、私は日本に住まいされる外国人の幸せのためにはその
方々の意向が、地方、また国政に反映されていくことが大事だと思われますけれども、
しかしこの問題は、外国人の方々が偏住しておられる場所もある場合もあるわけでもあり
ますし、まぁ将来そういう可能性もあるわけでありますから、そういうことを考えた場合も、
私は慎重に考えるべきだと思います。

ただ、質問されなかった点にちょっと付言しますけれども、対馬の問題については稲田議員に
してはちょっと過敏すぎるんではないかと。そんなことを言い出したら、じゃあ東京では外国人
は土地を取得して、『何で対馬でははいかんの?』と、『北海道では何でいかんの?』という、
私はそういうことにもなっていくと思います。
韓国との関係も友好に今後推移しなければならない時に、韓国に接している地域について
だけ、こういう問題を取り上げるということは、私は両国関係にとっても決してプラスには
ならないのではないか?こういうことを危惧をいたしております。」


【稲田議員】
「ちょっと亀井大臣、私の質問を誤解をされましたので確認をいたしておきますが、私は
対馬の土地を韓国の方々が買われる全般について言ったのではなくて、たとえば自衛隊
基地とか、日本の安全保障に関わる所の近くにその土地を買われることについての危機感の
ことを申し上げたまでであります。また土地を買うことと、それから参政権の問題とは別だと
思っております。

総理の仰る友愛政治のその原点が、『日本列島は日本人だけの所有ではない』という言葉に
集約をされていますが、これを突き詰めていきますと、日本の国を否定することにならない
のかと。国民不在、そして総理の考えている友愛に国益やまた国民があるのかと。日本を
なくして、世界政府を作られるのであればまだしも、日本の国の総理であるというそういった
自覚を持っていただきたいと思います。」




 いかがですか?稲田議員が真剣に国の行く末を憂う保守議員であるとともに鳩山がいかに屑か分かると思います。実はこの日の国会中継はありませんでした。NHKの悪意を感じます。

 あなた方は真剣に投票行動しましたか?いい加減にしたのではないですか?よく調べもせず雰囲気だけで投票した人は猛省しなさい!