鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

食料自給率100%への一つの提案

 本日、『ガイアの夜明け』で大型家電量販店に対抗するべく個人店が連合して共通仕入れをして原価を下げ、値段で十分太刀打ちできる仕組みを作ったアトムチェーンという個人店連合の紹介をしてました。

 九州の田舎なんで、東京では2~3週前に放映してたとは思うのですが、この番組をみていて「世の中には頭のいい奴がいるもんだなあ」と感心していたんです。たしかに数百、数千の個人店が一括して仕入れすれば量販店と同じ原価にできます。しかも地域に密着した個人店なのでアフターケアなどの強みもあります。貧すれば鈍す、鈍すれば窮ず、窮すれば通ず、ということわざ通りコロンブスの卵的な発想です。

 で、ぼーっと考えていたら、日本の農業も連合すべきなんじゃないかとふと考えたんです。もちろん農協という組織はあります。私の家は農業じゃないんで詳しく知らないので間違ってたらごめんなさい。


 農協ってただ金を貸すだけの組織みたいなイメージがあるんです。でウィキペディアで調べてみたんですけど

農業協同組合法によって定められており、農業生産力の増進と農業者の経済的・社会的地位の向上を図るための協同組織とされている。組合員は、正組合員と准組合員とに分かれる。正組合員資格は農業を自ら営む、農業者に限られ、組合員が一人一票の平等の議決権を持つことや役員や総代になる権利及び正組合員の5分の1以上の同意を得て臨時に総代会を開くよう請求することができるほか組合員全員に組合の事業を利用する権利が生まれまる。

これに対して、農家でない人でも、JAに加入手続きをして承諾され、出資金の払込みをすることで准組合員となり、JAのいろいろな事業を利用することができる。ただし、JAでの選挙権などはない。』

みたいな組織なんです。なんだかよく分かりませんね(笑)。


 ただ、日本の農業がここまで弱くなった責任の一端は農協にもあるのではないかと考えました。これからの農業は個人ではなく組織で動くべきなんじゃないか、と漠然とですが思い始めています。電気店の連合が価格競争に勝つために共同仕入れをしているように、外国産農産物に対抗するために生産・流通・販路まで考えて徹底的に無駄を省き農家個人単位ではなく日本の農業従事者の連合として動くべきじゃないかと。経営者はいないのか?某韓国の元CEO大統領みたいに無能な奴はいらんけどね(爆)

 今の農協の仕組みでできるかどうか知りませんが、できないのなら変革すべきでしょう。なんでこの発想が今まで出てこなかったのか不思議です。無能者の集まりなんでしょうか?

 結局農業も商売なんですよ。品質が良くても価格が高すぎたら買う人は少ないでしょう。全国規模の徹底的生産管理、流通管理をすべきなんです。共産主義みたいで嫌だというなら農家一軒一軒から出資させて株式会社組織にすればいいじゃないですか。どっちみちJAには出資してるんでしょ?

 あとね、農業従事者の育成にも力を入れるべきです。農業をグローバルな視点で見直さない限り良くはなりませんよ!私は農業の素人なんで好き勝手な事かいてますが、それだけ心配してるんです。

 食料自給率100%、絶対達成させるため死ぬ覚悟で取り組んでもらいたいですね!!!



 ここまで書いたので勢いで言いますが、漁業関係者も知恵を出しなさいよ。ストしてごねて政府から金をせびるなんざ、ヤクザの所業ですよ。いやアカか?(爆)そんなに組織力あるのならなんとか効率の良い漁業システムを考えて安定した経営を目指しなさいよ。今の世の中ね、馬鹿が淘汰される時代ですよ。

 ともかく第一次産業を基幹産業にするくらいの覚悟で皆さん取り組んでください!!!!!