男子・マラソン
2008年07月31日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●選考レースも消極的
金メダルが期待される女子に比べ、佐藤敦之(30)、尾方剛(35)、大崎悟史(32)の男子マラソン代表の下馬評は低い。
「3選手とも選考レースで日本人トップになり代表に選出されたが、優勝はしていない。五輪で優勝やメダルを狙うのなら、選考レースでも勝ちにいくレースをしなければダメです。それが五輪出場、日本人トップ狙いのレースになっていた。その意味で、3人とも最後までレースをしっかりと走り切れていない印象を受けた。これでは入賞が精いっぱいではないでしょうか」(陸上ライター・菅原勲氏)
マラソンは年々、高速化しており、男子の日本記録(2時間6分16秒)は世界記録(2時間4分26秒)に約2分遅れている。五輪は記録よりも優勝が優先するし、北京では暑さ、大気汚染、硬い路面なども影響する。優勝タイムは世界記録より遅くなるが、それでもよほどのことがなければ、日本選手が大きなアドバンテージを受けるところまではいかない。
●望みは暑さと大気汚染
陸上クラブ「セカンドウィンドAC」の川越学監督もこう言う。
「日本代表の3人はスピード、スタミナとも世界のトップクラスとは差があります。それだけに暑さや大気汚染がひどく、ランナーにとって過酷な状況になって初めて日本選手にメダルの可能性が出てくるかも知れません。3人の中では佐藤に一番期待がかけられる。前半から大きくペースを変えて走ることができ、さらに自分から仕掛け、スピードに対応でき、経験もあるからです」
出場者にはぜんそくを理由に欠場する世界記録保持者ハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)をのぞく世界の強豪が顔を揃える。アテネ金メダルのステファノ・バルディニ(イタリア)、昨夏の世界選手権3位で今年の東京マラソン優勝のビクトル・ロスリン(スイス)、ロンドンマラソン連覇のマーティン・レル、今年同大会2位のサムエル・ワンジルのケニア勢、ライアン・ホール(米国)らだ。
中でもケニア勢2人の評価は高い。
「レルは昨年のロンドン、ニューヨーク、今年のロンドンと目下、マラソン3連勝。今年のロンドンの優勝タイムは世界歴代5位(2時間5分15秒)と充実一途です。レルが優勝するとみています」(菅原氏)
「ケニアのワンジルは仙台育英高時代から日本で生活しています。アジアの気候に慣れている利点がある。面白い存在になるでしょう」(川越氏)
気温も40度、前方もよく見えないほどの大気汚染で途中棄権続出。日本選手の出番があるのはそんなケースのときだけのようだ。
- ライブドアニュースより転載 -
大気汚染で他国の選手が棄権するのを待つって…、そこまでしてメダルが欲しいのかね?そのまえにへたれのあんた達がダウンするのが先だと思うけど(爆)。
はっきり言うけど北京のメダルは汚点になりこそすれ、名誉にはならない気がしますよ。虐殺に加担した筋肉馬鹿だってね(嘲笑)。
北京のすばらしく綺麗な空気を吸ってマスコミの方々ともども、文字通り昇天してくださいな。