最初は単なる一タレントと不届きなプロデューサーとの女衒問題だったはずなのに、フジテレビ社内で内部告発が相次ぎフジテレビの組織的な性上納システムとその結果起こった性加害・殺人未遂事件なのではないかと疑われました。その潔白を晴らすはずの港社長の会見はテレビ中継なし、音声なし、身内ばかりを集めた最悪の会見となり火に油を注ぎます。
外資のダルトン・インベストメンツがフジテレビに第三者委員会を設置して徹底的に調査するよう要求し、ついには大手スポンサーのトヨタ自動車がCM差し止めを決断します。これに日本生命が続き第一生命、アフラック、明治安田生命、NTT東日本も追随しました。
これだけでもフジテレビにとっては大打撃のはずなのに、以前の反フジテレビデモで最後まで見捨てなかった花王すらも今回CM差し止めを決断しました。花王だけは最後まで残ると思っていただけに意外でした。とはいえおそらく3月末までの契約で広告料はすでに支払われていると思うので、その損よりフジテレビにCMを打つことで企業イメージダウンすることを避ける方が優先したのでしょう。
問題はこれらの撤退企業が4月以降新規更新をしてくれるかどうか?すべてはフジテレビの態度次第だと思いますが、罪の自覚があるのか逃げの態勢に入っているだけに絶望でしょう。何の解決策も打ち出せず、多くの企業にスポンサー契約を打ち切られて倒産すると思います。
残るのは韓国系の反社企業かパチンコなどのギャンブル産業だけでしょう。こいつらには企業の社会的責任などという概念は皆無でしょうから。ISO26000、何それ?という態度だと思いますよ。こうなると、最後まで残っているスポンサーは悪目立ちしますな。どこの馬鹿企業が最後まで残るかチキンレースです。面白くなってきましたよ♪
反社企業だけでフジテレビを支えられるとはとても思えません。返す返すもトヨタ自動車の撤退は痛恨事だったと思いますよ。トヨタは裾野も広いし関連企業も多い。特に海外で事業展開している企業は性加害企業のレッテルをはられるとまともに商売できないので敏感です。花王まで逃げ出したとなると、資生堂なども時間の問題のような気がします。
今フジテレビのスポンサー一覧がネットで出ていたので見ているんですが、武田薬品、眼鏡市場、東京電力、ハウス食品、KIRIN、大塚製薬、P&G、ダイワハウス、日産自動車、LION、KOSE、ヤクルト、楽天、旭化成、いすゞ自動車、セブンイレブン、東京海上日動、サッポロビール、明治などの名だたる企業がどう動くか注目です。
トヨタが抜けたことで自動車産業は全部、日本生命が抜けて保険会社全部、花王が抜けたことで化粧品、生活用品メーカーもすべて撤退しそうな気はします。あとは飲料、食品メーカーですな。どちらにせよ、いつまでもスポンサーを続けている企業はフジテレビから性接待されたと疑惑を持たれますから、株主総会が大荒れしそうです。まず消費者が許しませんよ。
私は今からフジテレビの末路が楽しみで楽しみで仕方ありません。