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集団心理の恐ろしさ

集団暴行事件、主犯格助けた19歳少年の逮捕状請求へ

 大阪府東大阪市の私立東大阪大学の男子学生(21)ら3人が岡山県内で集団暴行を受け、2人が行方不明になっている事件で、府警捜査1課は、主犯格の無職小林竜司容疑者(21)(逮捕)の指示で、2人を生き埋めにするための穴をパワーショベルで掘ったとされる同県内の少年(19)を特定し、近く暴力行為容疑で逮捕状を請求する。
 小林容疑者は、男子学生殺害の翌日に殺害したという無職男性(21)(奈良県大和郡山市)について「生き埋めにする前に、粘着テープで縛り、目隠しをするなどして約20時間監禁した」と殺害に至る経緯を詳細に供述しているという。
 府警は26日、殺人事件として布施署に捜査本部を設置、小林容疑者ら4人を送検した。
(読売新聞) - 6月26日14時39分更新

                      -  Yahoo!ニュースより転載  -

 今朝、ワイドショーで詳しくやっていました。発端は大学生の三角関係のもつれかららしいのですが、被害者三人が加害者側の二人を暴行、50万のお金を要求し、「自分は暴力団関係者だ」と言って脅したそうです。脅された側は、怖れて主犯格の小林容疑者に相談し、10人ほどの仲間を集めて、被害者たちを、「お金をはらうから」と岡山のインターに呼び出し、出てきたところを集団で暴行、二人を生き埋めにしたといいますから凄まじいです。
 加害者側の家庭を取材しても、とてもそんな恐ろしい事のできる性格じゃないと証言がありました。私の考えでは、相手が暴力団なら、あとで報復される恐れがあるから、殺すしかないと短絡的に考えたんじゃないかと思います。
 ささいなことから、恐ろしい殺人事件になってしまうんですから、世の中はわかりません。まだ情報が錯綜しているので、決め付けるわけにはいきませんが、集団心理で常識では考えられない行動をとったのだと思います。
 それにしても、殺された被害者も、暴力団だと嘘をつかなければ殺されずにすんだかもしれません。よっぽど三角関係で憎かったのかも知れませんが、脅すにしても度が過ぎています。被害者と、主犯格の小林容疑者は、面識もなかったそうですから、なんで殺人まで発展したのか、やりきれない事件でした。