鳳山雑記帳はてなブログ

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エンテベの勝利

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1976年6月27日(日曜日)テルアビブ発パリ行のエア・フランス機139便がハイジャックされた。乗客245人。
139便はウガンダエンテベ空港に着陸し、人質と交換に53人のテロリストの釈放を要求した。
ここにイスラエル情報機関のファイルに「サンダーボルト(雷鳴)」という名前で記録されることになる1週間、全世界が注目した1976年6月27日から7月4日までの嵐のような8日間が始まった。
そして歴史上類をみないイスラエル軍による世紀の人質救出・電撃作戦は、その見事さとドラマチックなまでの大成功で、世界中の人々に感動を与えた。この事件はすぐに映画会社の注目を浴び、ワーナー映画をはじめ6社もが製作発表をし、再び話題をまいた。
そのトップを飾るワーナー映画では、20世紀最大といわれる衝撃的なこの大事件の全貌を、より忠実に再現することに全精力を投入し、15大スターと巨額の製作費をつぎ込み、エンテベ事件の本命版「エンテベの勝利」を完成させた。
主演者と役名は次の通り。
「エルマー・ガントリー」でアカデミー主演男優賞を受賞し、他にも「山猫」「大空港」など数々の超大作でおなじみのバート・ランカスターイスラエル国防相シモン・ペレスに扮する。
スパルタカス」「巨大なる戦場」 「アレンジメント」の名優カーク・ダグラスが人質となった娘の父に。
「バタフィールド8」「バージニアウルフなんかこわくない」で2度のアカデミー主演女優賞を受けている大スター、エリザベス・テーラーがその母に。
そして「エクソシスト」で一躍脚光を浴びたリンダ・ブレアーがその人質となる娘を演じる。彼女は「エアポート75」に続いて、この超大作、そして「エクソシスト2」への主演と、出演作すべてが大作という幸運なスターである。
アメリカン・グラフィティ」「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスが、この作品の主人公ともいうべき、突撃隊長ジョナサン・ネタニアフ中佐を演じる。イスラエルはこの救出作戦をヒーローの名にちなんで「ジョナサン作戦」と命名している。
「ナイト・ムーブス」「セント・アイブス」などの名優ハリス・ユーリンが突撃隊指揮官のダン・ショムロン准将。
地獄に堕ちた勇者ども」のヘルムート・バーガーがドイツ人のハイシャッカー。
「一発大逆転」などの名優ジュリアス・ハリスがウガンダ大統領イディ・アミン。
冬のライオン」「ジャガーノート」などのイギリスの名優アンソニー・ホプキンスイスラエル首相イツハク・ラビン。
「日曜日には鼠を殺せ」「飛べ!フェニックス」などの他、監督としても活躍しているフランスの大スター、クリスチャン・マルガンが最後まで人質たちと行動を共にする勇敢な機長役。
「マテロンの悲劇」でアカデミー主演女優賞を受賞している往年の大スターで、最近も「大空港」で元気なところを見せていたヘレン・ヘイズが悲劇の人質ワイズ夫人を。
「おかしなおかしな大追跡」「大いなる勇者」のスチーブン・ギーラッシュがイスラエルの参謀長モルデカイ・グル。
TV界の名優デビッド・グローがワイズ夫人の息子で、後に人質たちのリーダー格となるベンジャミン・ワイズ。
マイ・フェア・レディ」のセオドール・バイケルが、アウシュビッツの過去を持つ人質の1人ヤコブ
「グランプリ」「恐怖のメロディ」のジェシカ・ウォルターズが、人質となった乗客ノーミ・ハルーン夫人を演じる。
監督は『ガン・スモーク』などTV界に数々の業績を残し、ヒット作創りのプロと異名をとる大物で、今や世界の映画界がひっぱり出しにやっきとなっている話題の監督マービン・チョムスキー。脚本アーネスト・キノイ。製作ロバート・ガネット。製作総指揮デビッド・L・ウォルパー。
ワーナー映画が総力を結集した超大型の娯楽巨篇である。

                         - 映画紹介より -

 世界史の項で書いた、「エンテベ空港奇襲作戦」に関連してこんな映画があったそうです。恥ずかしながら私鳳山は見てません。でも見てみたい映画です。アンソニー・ホプキンスがラビン首相とは。まあ、似てなくもないかな?アミン大統領まで出して国際問題にならなかったんですかね。当時の状況を知っている人、教えてください。