鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

ファークライニュードーン

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 今エンディングの余韻に浸りながら書いています。ご存知UBIソフトの看板『ファークライ』シリーズの最新作ニュードーン。

 この作品は前作ファークライ5の後日譚です。前作を遊んだ人なら分かると思いますが、カルト教団エデンズゲートを壊滅に追い込むも、教祖ファーザー(ジョセフ・シード)を逮捕し護送中、彼の予言通り核ミサイルが落ちてきます。結局ホープカウンティのほとんどの人が死に絶え、主人公とファーザーのみが生き残るという後味の悪い終わり方でした。ほとんどの人にとってバッドエンドの印象が強く、私などはこれがファークライシリーズの味だよなと納得したくらいです。

 本作は核爆発から17年後のホープカウンティが舞台です。ポストアポカリプス(核戦争後)の時代ですから、ファークライ版の『フォールアウト』を見せてくれると期待しました。私の感想としてはこっちの方がリアルだという事。放射能半減期というものがあり、ちょっと怪しい知識ながら7の倍数時間ごとに10分の1になるそうです。ですから核投下後49時間(7×7時間)たてば100分の1になるとのこと。という事はどんなに核汚染されても10年も経てばほとんど人体には影響ないレベルまで低下します。

 ですから、自然が回復している核戦争後のホープカウンティはある意味リアルだという事。今回の敵は北斗の拳やマッドマックスのような荒廃した世界に君臨する暴力集団ハイウェイマンと、それを率いるミッキー&ルーの黒人女性の双子。主人公は生き残ったホープカウンティの人々を悪党集団から解放するために戦います。

 前作カルト教団の教祖ファーザーも強烈でしたが、今回の双子もなかなかぶっとんでいます。激しい戦いの中で多くの仲間たちを失いながらも、主人公は生き残ったエデンズゲートの残党、そしてファーザーと共闘して悪と戦います。裏切りに次ぐ裏切り、ストーリー展開は短いながらも熱くなること間違いなし!

 ジョセフ・シードは味方なのか敵なのか?ハイウェイマンは何を目指しているのか?ゲームの終盤あたりになって前作からの色々な謎が解き明かされていきます。双子との最終決戦もきつかったけど面白かった!私は、武器を最高レベルまで上げてアサルトライフル、ショットガン、ライトマシンガンの三種の武器で挑戦しましたからクリアできましたが、武器レベルと体力レベルが上がってないと苦戦必至です。

 ちなみに今回も動物が仲間になりますが、イノシシ無双です。最高レベルまで上げると猛突進して雑魚2~3人くらい同時に吹っ飛ばします。頼もしいったらありゃしない♪しかもなでるとすり寄ってきて可愛い(笑)。

 私は寄り道ばかりしてたから時間かかりましたが、本編だけだと15~20時間くらいで終わります。まあ寄り道してレベルアップしたほうがラストバトル楽ですけどね。ファークライ5の終わり方に不満のある方は是非本作をプレイすべきです。ファークライ5はこのニュードーンを持って初めて完結すると言えるでしょう。

 最後に究極の選択がありますが、私はファーザーを生かして贖罪の余生を送らせる道を選びました。その方が彼も苦しみ、そして救われるでしょうから。