鳳山雑記帳はてなブログ

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磯田よ、お前もか?(呆)

【歴史番組】古舘「龍馬が殺されなかった場合、もうちょっとリベラルな明治国家が出来ていた?」磯田「そうでしょうね」 



 テレビ局とか反日パヨクに都合の良い歴史解釈をする学者として東大の本郷和人がいます。私もかつて「本郷和人は売国左翼学者の典型」という記事で徹底的に批判したことがあります。

 本郷に対しては学者として恥を知れとすら思いました。一方、最近売り出し中の歴史学者磯田道史に関しては、ややテレビ局の意向に迎合する悪癖はあっても歴史学者としての節は曲げない最低限の良識は持ち合わせていると私は評価していたんです。

 ところが何ですか、これは?(呆)私も坂本龍馬は好きですよ。でもね、ここまで影響力があるはずは絶対にない。なぜかというと構想力はあっても政治力がないから。影響ゼロとまではいわないが、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を過大評価しすぎ。あれはあくまで小説ですからね。

 古舘はじめ売国テレビの人間にとっては明治国家がリベラルなほうが良かったのかもしれんが、あの当時の帝国主義真っ盛りの厳しい世界情勢では、ワイマール共和国以上の醜態をさらして滅亡しかねなかったと私は思います。産業もなく資源も乏しい日本が曲がりなりにも生き残れたのは、幕末維新の厳しい時代を生き残った明治の元勲たちが、富国強兵で欧米列強に侵略されない国作りをしたからでしょう。

 その明治国家を批判する資格は現在を生きる日本人にはない。なぜなら明治国家があればこそ現在の日本があるからです。磯田ほどの歴史学者ならそれを知らないはずはない。彼の著書にもそう書いてあった記憶がありますがね。まあ、本屋で立ち読みしただけだから断言はできないけど…。

 この会話、どういう状況で発言したのか分かりませんが、あまりにも古舘と売国テレビに迎合しすぎじゃないですか?私は磯田を見限りました。やはりテレビに出てくる学者は駄目ですね。もう二度と彼の本を読むことはないでしょう。