【有馬記念】9着オジュウに長山オーナー「武騎手にはもう少し思い切って乗ってほしかった」
競馬好き以外ついてこれない話題だとは思いますが、どうにも腹に据えかねたので記事にしました。
平成最後の有馬記念、話題を盛り上げたのは何と言ってもオジュウチョウサンの挑戦。オジュウチョウサンはデビューして芝で結果を出せず障害レースに転向、するとめきめき実力をつけて障害重賞9連勝(障害GⅠ 5勝を含む)という前代未聞の大記録を作った名馬。それが平場に戻り年末の有馬記念に挑戦ということで、多くの競馬ファンが夢を見ました。
常識的に考えたら、スピードは全登録馬中最低で通用するはずがありません。ただ有馬は例年ドラマを生むのでひょっとしたらひょっとすると思ったのも確か。そういう競馬ファンの夢が一時オジュウチョウサンを単勝2番人気まで押し上げたのでしょう。
鞍上の武豊騎手も、競馬界を盛り上げるためわざわざ騎乗を引き受けてくれたんだと思います。マカヒキとかクリンチャーもいたわけですからね。レースもキセキの作る厳しい流れを二番手追走、最後の直線ではあわやというシーンも見せました。さすがに中山ゴール前の坂で失速し9着になったんですが、私は正直よく頑張ったと思いましたよ。
そしたらオジュウチョウサンのオーナー長山氏は激おこだとか。いや、これ以上武豊にどうしろっていうんだ?最高の騎乗だったぞ。直線で一瞬見せ場を作ったじゃないか。あの展開でまくって勝つには最低でもゴールドシップクラスの実力はいるぞ。そもそも平場で1000万円クラスの馬では破格の結果だったはず。2016年ダービー馬のマカヒキには先着してるんですからね。
この馬鹿オーナー、有馬記念勝つつもりだったようですね。それで来年ドバイワールドカップ、凱旋門賞挑戦。夢を見るのは勝手だがもっと現実を見ないと(呆)。だいたい有馬記念で勝つもりならその前のGⅡ アルゼンチン共和国杯あたりで圧勝してないと無理。素人以下の知識しかないのか?(呆)
この馬鹿のおかげでオジュウチョウサンが無理なレースでこき使われるかと思うと暗澹たる気持ちになります。いい加減引退させてあげて欲しい。オジュウチョウサンはよく頑張ったよ。もういいでしょ?動物虐待にも近いと思うんだよね。