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冷戦期日ソ両軍機甲戦力比較

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 実はこれも出典は『戦国の籠城戦』(別冊歴史読本 新人物往来社)です。籠城戦の現代版(と言っても冷戦期)ということで推理・ノンフィクション作家の檜山義昭さんが自衛隊の対ソ北海道防衛に関し記事を書かれていました。

 その中で日ソ機甲戦力の比較という表があって、あまりの嬉しさに皆さんに紹介したくなりました(笑)。といってもオリジナルではソ連軍を自動車化狙撃師団としてあったのですが、戦車の数から機械化狙撃師団であろうと想定し機械化狙撃師団と私が修正しております。

 ちなみにIFVは歩兵戦闘車の事、APC装甲兵員輸送車です。両者の違いはAPCは兵員輸送がメイン、IFVは歩兵を搭乗させながらある程度の戦闘もこなします。当時(1989年)の自衛隊なら73式装甲車(APC)でしょう。89式装甲戦闘車(IFV)は配備が始まったばかりですから。

 陸上自衛隊第7師団は、陸自唯一の機甲師団。記事が書かれた時期から74式戦車であろうと思います。ソ連戦車師団はおろか機械化狙撃師団に比べても著しき劣勢ですね。ただ唯一の救いは、当時(現在でも)ソ連軍が北海道に一度に上陸できた兵力は揚陸能力から考えて最大でも1個師団弱でしたので、第一線の防衛を担当する第2師団が地形を利用して防衛しているうちに千歳の第7師団が駆け付ければ何とか間に合っただろうと想像できます。

 自衛隊も単独でソ連軍を撃退できるとは思っておらず、日米安保が発動して米軍が到着するまで守れればよしとしていたのでしょう。

 第2次世界大戦以降、日本をまともに占領できる強大な軍隊を保有しているのはアメリカのみ。日米安保は日本の国防に非常に重要だと分かりますね。