【防衛省】超音速ミサイル量産へ 国産「ASM3」、抑止力強化
本来なら2017年に制式化予定だったんですが、2019年ですからまあまあ良かったと思います。ASM-3はマッハ3以上(一説ではマッハ5)の速度を誇る超音速空対艦ミサイル。高速の空対艦ミサイルは昔からあったんですが命中率が悪く、高精度のミサイルは亜音速となかなか両立するものがなかったんですよ。
発射重量900㎏、射程200㎞以上。長距離の空対地/艦ミサイルを購入するから要らないだろうと思う方もいるでしょうが、あまりにも長距離を飛ぶと中間誘導が必要になり敵にも対処する時間を与えてしまいます。ですから対地には使えても対艦は疑問です。その点ASM-3は高速で接近するから敵に対処の時間的余裕を与えません。しかもステルス形状で海面すれすれを超音速で飛ぶという凶悪さ!
発射母機はF-2。ますますF-2の重要性が増しました。馬鹿石破が調達打ち切りをしなければと本当に悔やまれます。従来通り130機調達していれば。発展性がないと言うのが理由でしたが、今ではAAM-4Bも撃てるしJDAMも搭載できるし今後導入する各種空対地ミサイルも運用できるでしょう。発展性あったじゃないか!(怒)
ともかくXASM-3のXが取れて制式採用されたことは朗報です。日本の国防力は着実に進化していますね♪