鳳山雑記帳はてなブログ

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冗談抜きでK9自走砲は欠陥兵器じゃないのか?

【韓国軍】K-9自走砲爆発事故で7人死傷…死亡2人に



 最近韓国の話題が続きますが、自走砲で死亡事故ってあまり聞いたことがありません。K9 155㎜自走砲は韓国が独自開発した自慢の新型自走砲。自国だけでなくトルコにライセンス輸出。フィンランドにも輸出契約が成立し、エストニアやインドも導入を検討しているとか。

 同じ155㎜のM109A6パラディン(米)とかPzH2000(独)に比べて安いんでしょうね。でも命はお金で買えませんよ。安物買いの命失いになりはしないかと危惧しています。

 いくら安くてそこそこの性能があっても、K9は曰く付きの兵器。2010年3月の延坪島砲撃事件で反撃した韓国軍のK9は6両のうち3両が故障。それも発射していて砲身が破裂するというちょっと常識では考えられない事故まで起こしています。

 これは極端な例としても、カタログスペックでは1分間に6発撃てるはずが、砲身が熱くなりすぎて最後には1発しか撃てなくなったとか聞きます。もっとも他の火砲でもあまり撃ちすぎると砲身が過熱するのはあるんですが、K9の場合過熱のスピードがあまりにも早すぎるのだとか。

 あと韓国自慢のK2戦車同様エンジンのパワーパック問題も浮上してなんとパワーパック製造会社に警察の家宅捜索まで入ったとか。よくこんな欠陥兵器を輸出しようとしたなと、逆にこっちのほうが感心します。

 ただね、購入する国にも問題がありますよ。こういうことは契約を結ぶ前に調べるものでしょ?国民の税金を使ってるんだから。国防問題ですよ(呆)。輸出する韓国も悪いが、輸入する国にも責任があると思うのは私だけでしょうか?