【米大統領選】共和党のトランプ氏が大接戦を制し第45代米大統領に・・・民主党から8年ぶりの政権奪還
今日はこのニュースに触れないわけにはいかないでしょう。アメリカのリベラルマスコミも屑なので、クリントン楽勝というのは楽観的すぎてあり得ないと考えていましたが、それでもぎりぎり勝つと思っていたんですよ。
余程アメリカのプアホワイトの怒りが凄まじかったんですね。トランプの主張が実現できるとはとても思えませんが、グローバリズムで職を奪われた白人たちは、旧態依然たるヒラリー・クリントンを見限ったという事です。
私も予想外だったので驚いているんですが、決まった物は仕方ありません。おそらくトランプ大統領になって確実に言える事は、
①グローバリズムの終焉。TPP廃止。
②国防は各国自助努力でしなければならない。アメリカとの同盟は当てにできない。
④ロシアの台頭。アメリカの衰退。
⑤トランプショックをきっかけとした世界的経済危機。
⑥世界的なリベラルの衰退、ナショナリズムの台頭。
などが想定されます。
日本に関しては、まず経済面ではアメリカ抜き日本主導のTPPという可能性もゼロではありませんが、日本の外交力から見てそれはほとんど不可能。トランプは保護貿易路線を取るでしょうから、日本は生き残りをかけて資源輸入の道を探らなければなりません。当然シーレーン防衛も厳しくなるでしょう。アメリカが当てにできないんですから。
国防面では、日米安保が当てにできなくなったという事です。尖閣に支那が侵攻してきても米軍は動かないと覚悟すべきです。武器弾薬と情報くらいはくれると思いますが…。フォークランド紛争と同じ対応ですね。今までの日本の考えが甘すぎたのです。これからは政治家も国民も覚悟が問われるでしょう。
ただ、危機だけでなくチャンスもあるはず。戦後初めて日本が独立自尊の道を進めるかもしれません。戦争の危機が間近ですから、憲法9条も改正できるでしょう。いや、この危機的状況でも変えられなかったら日本は滅びます。自衛隊が国防軍に昇格し、一国で守れる体制を構築しなければ破滅しますよ。
トランプ大統領誕生で今後厳しくなる日本の状況を考え、改めて気持ちを引き締めている所です。日本国民が平和ボケから目覚め現実の厳しさを理解するかどうか?
まさに日本は危急存亡の秋(とき)です。