鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

古代史ファンは興味津津

 
 
 ストーンヘンジと言えば古代ケルト人が6000年前に建造したとされる環状列石遺跡ですが、古代天文台説、太陽崇拝の祭祀場説、ドルイド教の礼拝所説などがありはっきりした事は解明されていません。
 
 ただ今回の建造物群の発見で複合宗教施設であった事はほぼ間違いないと思います。埋葬塚まであったとなると南米のシカン文明やクントゥル・ワシ遺跡に代表されるようなイドロ期クントゥル・ワシ期の文化に近い遺跡だったような気がします。やはり古代人の考えは似てくるんでしょうね。
 
 長さ33メートルの古墳が見つかったとなると、当時イギリスにすでに王権が存在していた可能性がありますね。祭政一致神権政治だったのでしょう。オリエントでも最初に登場した王権は神権政治なので世界史ファン、古代史ファンとしては興味深いです。古墳の中に巨大な木造建築、わくわくしますね(笑)。
 
 私の興味は、これがイギリス独特の文化だったのかそれとも欧州全体に広がるケルトガリア)人全体の文化だったかです。レイラインや欧州各地に分布する巨石遺跡、マウントも関連があるかもしれませんね。さらなる調査が進み全貌が解明される事を希望します。もしかしたら世界史の記述が変わるかも?