鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

期待して見た私が馬鹿でした(嘆)

今日の軍師官兵衛、題材が「九州出陣」だったので地元でもあるし我が家に所縁の立花家も出るのかな?と期待して見たんですが見事に裏切られました。

 あらゆる登場人物を出すと予算が足りないのは十分承知しています。ですからDQNの仙石権兵衛(秀久)と陰険な十河存保(そごうながやす)、爽やかな長宗我部信親とおとっつあんの元親(すべて司馬遼太郎「夏草の賦」のイメージ 笑)が出ないのはしょうがないと思いますよ。でもナレーションくらいでは紹介してほしかった!

 ただ九州攻めで立花宗茂高橋紹運が出ないのは嘘だろ?主人公の黒田官兵衛とも絡みがあるんだし…。これじゃ最大のクライマックスのはずの関ヶ原の合戦もとても薄っぺらいものになるでしょうね。むしろ吉川元春の方の話をナレーションで纏めるべきだったのでは?

 あと、島津家を野蛮人に描きすぎ。島津家は頼朝公以来の名家です。おそらく上方でブイブイいわせてる豊臣諸将よりもはるかに上品だったと思いますよ。それに島津なら嘘でも薩摩弁話させなきゃイメージ台無しだよ(呆)。

 それになにをトチ狂ったか大友宗麟を熱心なキリシタン大名として描いてるけど、あの人はそんな生易しいタマじゃないでしょ?イメージ的には遠藤周作の「王の挽歌」の宗麟みたいに描いてほしかったな。秀吉に縋ったんじゃなくて利用したんですよ。頭を下げたふりして内心小馬鹿にするような素敵な性格の持ち主ですよ。キリシタンになったのは貿易の利を考えただけで本心じゃありません。その証拠にキリスト教では側室が持てないと聞いて簡単に信心捨てたくらいですからwww

 NHKは歴史をディスってるのか?九州攻めの合間に徳川家康の臣従を描いてたけど、懐かしの大河ドラマ徳川家康」での武田鉄矢「秀吉」の名セリフ「上手い!上手いのう」がなかったじゃないか!(怒)本来なら家康臣従の話だけで一話使うべき。官兵衛の脚本家、ドラマの歴史配分が致命的に下手。阿呆か!

 城井一族もいずれ出るだろうけど、今回から出して世間の皆様に説明しておかないと後でパッと出てきても馬鹿な視聴者は理解できませんよ。まあ馬鹿だから関係ないんだろうけど(苦笑)。


 最後くらいは見てやろうと思ってたけど、これじゃ最後までスルーした方がよさそう。ドラマ見てストレス溜まったら何のために見てるのか分かりませんからね(苦笑)。