鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

恥ずかしながら初めて知りました

【自然】絶滅危惧の海鳥が御積島で繁殖か 島周辺で「カンムリウミスズメ」確認―山形県酒田市


イメージ 1

イメージ 2

 この記事を読むまでカンムリウミスズメなる海鳥がいることも、それが絶滅寸前だという事も知りませんでした。さらには山形県酒田市沖に飛島という島があることも、ましてや御積島(おしゃくじま)があることも…。

 グーグルマップで調べてみたら、500m四方もないような小さな無人島なんですね。カンムリウミスズメなる鳥も体長26センチくらいと小さな鳥だそうです。なかなか愛嬌のあるかわいい顔してますな。

 おもに海洋に生息し食性は動物食で小さな魚をとっているそうです。岩の隙間や砂地や草原の空いた穴に巣を作り卵を産むというので御積島は岩ばかりで繁殖しやすいのでしょう。最近は海洋汚染や人間による魚の乱獲で数が減り絶滅危惧種に認定されているとか。

 おもに暖流地域に生息するので、御積島は生息域のぎりぎり北限だといいます。陸に上がるのは繁殖する一時期だけだそうですが、ドブネズミやハシブトカラスが卵や成鳥を捕食するので絶滅は時間の問題だと言われているそうです。なんとか保護して絶滅しないようにして欲しいですね。

 こんなニュースが流れると見に行こうとする人がいそうですが、絶対にやめてほしい。人間が島に近付くことによってドブネズミなどの天敵が御積島に渡ったらどうしますか?せっかくのカンムリウミスズメの楽園を壊しかねません。

 なんとか絶滅せずに繁殖してほしいと祈るばかりです。