
これで予定していたミリタリー関係の記事はしばらく打ち止めです(笑)。
分隊とは小隊のさらに下。下士官(軍曹ですな)に指揮された5~10名ほどの部隊です。分かりにくい方はコンバットのサンダース軍曹の部隊(カービィとかリトルジョンとか)だと思っていただければいいかと…。その前にコンバットすら知らない人は…死刑なのだ!(爆)
その上がヘンリー少尉の指揮する小隊(通常小隊長は中尉だけど…)です。これは25~50名ほどの規模。
分隊(国によってはその下に班を設ける場合もあります)は、軍隊の基本単位で分隊長以下小銃(現代ならアサルトライフル)で武装します。しかしそれだけでは火力が不足なので軽機関銃を分隊支援火器として採用するのが主流になりました。
その中でベルギーFN社の開発したMINIMI軽機関銃はベルト給弾もマガジン給弾もできるという優れ物です。このためアメリカ軍を中心に世界30カ国以上で採用されもちろん日本の陸上自衛隊も採用しています。2002年時点で4400挺ですから現在はそれより多いでしょう。
M16や日本の89式小銃で共通のSTANAG マガジンをそのまま装着できてすぐ撃てるのが嬉しいですよね♪
ちなみに5.56㎜では分隊支援火器として威力が不足しているという人がいますが、それは間違いです。三脚の重機関銃は当てるのが目的ですが、軽機関銃はそれよりも分隊の行軍に同行し弾幕を張って敵に頭を上げさせないのが主目的ですからこれでいいんです。
200発のボックスマガジン装着時でも10kg、これなら行進しながらの射撃もできない事はないですね♪