いえね、明日(10月5日)糖尿病の半月に一度の診察日なんですよ(号泣)。ちょっと憂鬱な気分になっているもんでこんな記事書いてしまいました。
彼と私に一体何の共通点があるのかと疑問に思われるでしょうが、お察しの良い方はお分かりの通り道長も糖尿病で亡くなったらしいのです。
平安時代といえば、平均寿命30歳もあったか疑問なくらいで、幼児死亡率が異常に高い時代でした。医療もももちろん発達してなかったでしょうが、庶民の食生活は貧しく病気での死亡率も高いものでした。
そのなかで熾烈な権力闘争を生き抜き62歳まで生きたのですから十分長命ではあるんですが、藤原道長の晩年の健康状態を記した記録(藤原実資の日記「小右記」に見られる)を読んでみると病気の症状が糖尿病と酷似しているのだそうです。
実はこの話は、入院中に病院で読んだ糖尿病患者用の雑誌で仕入れました(笑)。
しかも調べてみると藤原一族に糖尿病が多いらしいのです。砂糖は奈良時代に鑑真和上が伝えたとされますが、平安当時でも貴重品で輸入でしか手に入れられない事から医薬品扱いという代物でした。
そんな時代に糖尿病になるってどんだけ贅沢してるんだ!(怒)と思いますが、鎌倉武士は非常に塩分の高い食事で短命だったそうですからそれと比べるとなんだかなあ、という気持ちになります。
平均身長も平安貴族は180cm近くあったそうですよ。たしか鎌倉武士は150cmそこそこくらいでしょう。もう別の人種といってもいいですね(苦笑)。
道長も私と一緒で甘いものに目がなかったんだろうな。さすがに饅頭はなかったでしょうが醍醐(幻のお菓子。ヨーグルトに似た甘い味だったといわれている)を毎日頬張っていたんでしょうな。いえね、饅頭を食べながらお茶を飲むと最高に美味しいんですよ(爆)。道長さんも醍醐と宇治茶(当時あったか???)が好物だったりして。
気持ちは分かる(爆)。醍醐天皇も醍醐が大好物だったから諡(おくりな)されたという俗説がありますな。まさかこちらも糖尿病???
さ、明日ヘモグロビンA1Cはどれくらいかな?白状しますと今日誘惑に負けて餡ドーナツを1個食べてしまったんですよ(核爆)。