鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

お盆に思う事

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 地方によって様々ですが、8月15日がお盆であるところが多いと思います。元々旧暦7月15日がお盆でしたので、伝統通り旧歴を重視するところ、新暦7月15日をお盆とするところなど様々です。
 
 お盆は仏教行事の盂蘭盆(うらぼんえ、ullambana、उल्लम्बन)を起源とするとも、神道と仏教が混ざり合ってできた行事ともいわれはっきりしませんが、どちらにしろ亡くなった先祖を敬い今自分たちがあるのは御先祖様のおかげだと感謝する日である事は間違いありません。
 
 
 お盆は、もっともこの世とあの世が近づく日だともいわれます。ですからこの時期に墓参りし御先祖を迎えて様々な祭事を行うのです。
 
 このような時期ですから、なるだけ心を静かに保ち御先祖様に感謝をささげようと思っています。
 
 仏教では西方極楽浄土を主宰し死者のみでなく生者も教え導き無限の光でお救いくださるのが阿弥陀如来だといわれています。阿弥陀様の別名無量光仏は梵名の「アミターバ」(無限の光をもつもの)から来ています。
 
 お盆の時期は、大宇宙の根源そのものを仏とした大日如来、仏法の教えそのものである仏釈迦如来ではなく、阿弥陀様を静かに思い仏壇に手を合わせる時だと私は思います。
 
 宗教・宗派の違いなどでこの文章に抵抗のある方もいらっしゃるでしょう。うちは浄土真宗ですがこの文章は大乗仏教を最大公約数的に、しかも独自の解釈で書いているので浄土真宗として見ても異質であるかもしれません。お盆を過ごされる方には、仏教云々はともかく御先祖様に感謝をささげて頂きたいと思います。
 
 人は先祖と子孫を通じて永遠に繋がっているのですから。
 
 
 
 何か私らしくない記事になりましたが(苦笑)、仏壇をぼんやりと眺めていたらこういう記事が出来上がってしまいました。私というより御先祖様が書かせているのかも?
 
 
「オン・アミリタ・テイゼイ・カラ・ウン」