しかもマキシマム版じゃなくてノーマルのやつを。1380円くらいだったかな?
私にとってウイニングポストシリーズは5のマキシマム2003で終わっていたんであまり期待せずに買ったんですが、予想外に面白かったです。
6は、私のだけバグってるのか強い馬が全く生まれず、年末に「超大物です」って言われたのにG気鬘云,垢襪里やっとくらいの駄馬ばっかりだったんでやる気を失っていたところでした。
バランスがシビアになってるのかもしれません。
しかし、この7は違います。今までの、現実の馬にユーザが強い馬を生産して挑むというシステムからガラッと変わり、近代競馬が始まった1984年から20年間、馬主として過ごすという斬新なゲームになっています。
これが面白いのってなんのって。シンボリルドルフ、オグリキャップからディープインパクトまで懐かしの馬たちとともに過ごせるんです。
このゲームの良いところは、史実通りの年に、史実通りの牝馬に史実通りの種牡馬を種付けすると、歴史上の名馬が誕生するというシステムです。これでナリタブライアンやテイエムオペラオーが自分の牧場の生産馬として登場させられるんです。
これは面白いですよ。競馬の歴史に詳しくない人は分からないでしょうが(攻略本には出ています)、もし知ってると面白さが倍増します。
私などは、ある年にすでにビワハヤヒデを受胎している繁殖牝馬(パシフィカス)を購入し、次の年にブライアンズタイムを種付けしてナリタブライアンを手に入れました。
史実でも凄かったのですが、ゲーム上の兄弟も無敵で天皇賞春・秋連覇、宝塚記念を勝った兄ビワハヤヒデと、無敗のクラシック三冠を達成した弟ナリタブライアンが、年度代表馬をかけて有馬記念で夢の兄弟対決をするという、競馬ファンなら興奮間違いなしのレースを体験できました。結果はやはり弟ブライアンの勝ちでしたが…。
さらにテイエムオペラオーには武豊を乗せて(和田、すまん…)三冠を達成したり競馬ファンが夢でしかなかったことが実現できるんです。
一番笑ったのが、エルコンドルパサーに的場を乗せたため、グラスワンダーの主戦があぶれて熊沢になったことです(熊沢、すまん…)。蛯名は友好度が低くて騎乗を頼めませんでした(涙)。
ところが逆にグラスワンダーがなぜか最強になってジャパンカップ、有馬と連覇してしまいました。しかも前年の朝日杯はスペシャルウィークが勝つし。
有馬はすごかったですよ。エルコンドルパサー、グラスワンダー、スペシャルウィーク、セイウンスカイの最強世代四強対決(キングヘイロー、すまん…)に、秋天で故障しなかったサイレンススズカ、メジロブライト、女傑エアグルーヴという恐ろしく豪華なメンバー!
その中で圧倒的一番人気(予想屋全員が◎)のエルコンドルパサーを抑えて、グラスワンダーが1着になったときは凄すぎてしばらく興奮が収まりませんでした(笑)。
レースも楽しいんですが、もう一つの楽しみはこれらの名馬たちを対戦モードで対決させることです。ルドルフからディープまで歴代の名馬たちが集まったレースシーンは圧巻ですよ。
どれも強いんで、レースごとに結果が変わって面白いです。短距離で圧倒的に強いタイキシャトル、逆に長距離で真価を発揮するスーパークリーク。クラシックは譲らないディープとオペラオー。
芝では全く走らないのにダートでは鬼のような強さのアブクマポーロ、カネヒキリなど個性豊かな馬ばかりです。
それにしても面白いゲームです。歴代名馬完全制覇のため、すでに3回目のプレーを続けております(笑)。取り忘れたのが砂の女王ホクトベガとナリタトップロード、ステイゴールドなどの一流じゃなくて1.5流レベル(失礼)の馬たち。
あと海外レースでとってないのがドバイワールドカップ!アブクマとカネヒキリで合計5回挑戦したんですが、いつもレース直前に調子落とすんだよな~!なぜかいつも勝てません(涙)。
これまでの競馬ゲームと違い、斬新なシステムですがかえって新鮮で、長く遊べますよ。最強馬生産に疲れた競馬ゲーマーの皆さんにお勧めです!!!