【スペック】(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
乗員:パイロット 1 名
全長:10.10 m
全幅:11.38 m
全高:3.70 m
主翼面積:21.92m2
空虚重量:2810 kg
運用時重量:-- kg
最大離陸重量:5160 kg
動力:アリソンV-1710-99レシプロエンジン
出力:1200HP
最大速度:565 km/h
巡航速度:467 km/h
航続距離:5000km/最大
実用上昇限度:10,270 m
上昇率:4270m/7.3min
武装:12.7mm 機関銃×6
爆弾: 225kg
日本戦史ファンなら、憎っくきフライングタイガース(飛虎隊、アメリカ義勇航空軍)の愛機として記憶に残っておられるでしょう。
だいたい支那事変でアメリカが表立って蒋介石の国民政府軍を応援できないもんだから、現役の米軍パイロットを偽装退役させて義勇軍として大陸に送り込むというふざけた経緯にも呆れ果てるんですが、その主力戦闘機として本機は活躍し、日本軍航空隊と死闘を演じました。
まあ当時の国民政府軍は主力戦闘機もソ連のl‐15やl‐16で練度も低くまともな戦力ではなかったので、このフライングタイガースが矢面に立たざるを得ませんでした。
で、このP‐40が高性能だったかというと、そうでもなく頑丈だけが取り柄の平凡な機体でした。戦場ロマンシリーズの新谷かおるは好きみたいだけど(笑)。ま、たしかに味はあるんだけどね。
そんな好きでも嫌いでもない機体をなんで紹介したかというと、実はこれ空冷のカーチスP‐36に液冷のアリソンエンジンを積んだだけの機体だったということを最近知ったからです。
しかもP‐36と聞いて、一瞬セバスキーP‐35を思い浮かべたことを白状します(爆)。
35と36って似てないかい?と誰も聞いてないのに言い訳する私。
でもね、「戦場ロマンシリーズ」アフリカ戦線のイギリス軍パイロットのP‐40の話は好きだったなあ!