鳳山雑記帳はてなブログ

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映画『キングダム・オブ・ヘブン』

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物語の主人公は若く美しい鍛冶屋のバリアン(オーランド・ブルーム)。実は勇敢な騎士ゴッドフリー(リーアム・ニーソン)の息子であることを知ったバリアンは、<キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)>を作りたいという実の父の理想を受け継ぎ、エルサレム王に忠誠を誓い、十字軍の騎士としてフランスから遠く離れたエルサレムへ戦いの旅に参じることになる。数々の苦難を乗り越え、騎士として成長していくバリアンは、絶望的な運命を背負ったエルサレム王を助け、やがて美しい王女シビラ(エヴァ・グリーン)と禁じられた恋に落ちる。しかし、父から託された使命と誓いを一途に守ろうとするバリアンは、エルサレム王の勧めにもかかわらず、シビラを妻とすることを拒否する。まさにその時、城門の外にはサラセン帝国の大軍が迫っていた。そして、シビラの夫ギイの反乱。都を守ることができるのは、バリアンとほんのわずかな騎士のみ。エルサレムの人々と愛するシビラの命のために、バリアンは戦いなど知らない住民たちと共に立ち上がる。壮絶、悲壮な戦いを繰り広げる高潔な心を持った“騎士”達。戦いの果てに、バリアンがたどり着いた<キングダム・オブ・ヘブン(天国の王国)>とは……。そして、バリアンとシビラの愛の行方は……?

                     - あらすじ(公式サイトより) -

 前に一度紹介しているので再び紹介するのは気が引けるのですが、ちょうど歴史物の映画を見たくなり昨日久しぶりにDVD鑑賞しました。

 この映画十字軍時代、衰退するエルサレム王国と攻めるイスラムの英雄サラディン(サラーフ・アッディーン)の攻防を軸に、異教徒が共存できる理想の国(キングダムオブへブン)を求める若き騎士バリアンの苦悩と愛を描いた感動巨編です!

 調べてみるとハリウッド映画としては珍しく史実にほぼ忠実なのが凄いです。ライ病にかかりながらイスラム教徒との和平を貫きエルサレム王国を守り抜く若き名君ボードワン4世(2枚目の写真)とサラディン(4枚目の写真)はもちろん、王の死後サラディンの攻撃からエルサレムを守りぬき、住民全員の安全な退去を勝ち取った英雄バリアン・オブ・イベリンまで実在の人物だったとは驚きました。

 ただ、ボードワン4世の妹で、バリアンと恋に落ちるシビラ王女(3枚目の写真)のエピソードは架空の話ですが。もちろん王女は実在の人物ですよ。映画の通りたいそう美しい姫だったとか。王の軍事顧問で正義を重んじる和平派ティベリアスはトリポリ伯レイモンド・オブ・トリポリのことだそうですし、主戦派でイスラム側との和平をぶち壊し隊商を襲ってサラディンの妹を殺し開戦の口実を作った悪者ルノーは実在のルノー・ド・シャティヨンのこと。政略結婚でシビラ王女と結婚し王国乗っ取りをはかるギイも実在します。


 映画のクライマックス、エルサレムの攻防は凄いの一言でした。制作費130億円は伊達ではありません!飛び交う投石器の巨石、せまる攻城塔、クロスボウで必死に反撃する城兵、城門に集中するイスラムの大軍。さすがハリウッド映画と唸らせます。

 必死の抵抗でサラディンとの和平を勝ち取り、エルサレムを明け渡す代わりにエルサレム全住民の安全と退去を勝ち取ったバリアン(オーランド・ブルーム)の姿はかっこよかったです!

 ラストシーンで、滅びた王国を捨て故郷に帰ったバリアンと一緒になったシビラ王女が印象に残りました。国は滅びても二人は真の幸せを勝ち取りキングダム・オブ・へブンを得ることができたのです。


 まだ見たことのない方、この映画は面白いですよ。なんたって私が2回も紹介するくらいですから!(笑)