やれアルゼンチンやブラジルの戦艦より弱いんじゃないか?(あちらは米・英製だし)とか、酷いのになると艦砲射撃で弦羸鐚屬砲肋,弔、ティーガーには微妙などという失礼な意見もありました(笑)。
ガングートのために弁護すると、1914年就役ですからイギリスで言えば初の超弩級戦艦オライオン級のちょっと後。オライオンが13.5インチ(34.3cm)連装砲×5基で10門に対し、12インチ(30.5cm)三連装砲×4基で12門。ロシアとしては精一杯頑張ったと思います。
まあたしかに防御力が脆弱で、ブラジルやアルゼンチン、チリの英米に発注した戦艦群と比較したら大きく劣りますが、あちらは建艦先進国ですからね。
ガングートにとって不幸なことは、第一次大戦、ロシア革命でロシア帝国が倒れその後の建艦が頓挫したことです。ソ連に変わった後も主力戦艦として使われ続けましたが、不幸にして(幸いにして?)戦艦同士の艦隊戦が発生しなかったため、その実力は未知数です(わかってるって・爆)。
なかなか味があるんですけどね。ほら艦橋なんか科特隊(知ってる?)基地みたいでしょ?ソ連は12インチを超える巨砲を開発できなかったため、新戦艦(ソヴィエツキ・ソユーズ)の主砲も16インチじゃなく、12インチになったはず、なんていう失礼な意見もありました。
ばっ馬鹿にするな!戦艦は強さよりも味なんだ!(歪んでる?爆)