勝ち目の無い戦いと知りつつ、日本本土防衛の為一日でも長く硫黄島を守る事に意味があると考えた彼は、反発する陸海軍の古参の側近や将校・士官達を押し切り、防衛計画を練り直す。今までの上官とは違い、合理的な思想を持つ栗林の存在は、日々の生活に絶望していた西郷(二宮和也)らに新たな希望を抱かせる。栗林は隷下の将兵に無意味な万歳突撃や自決を禁じ、硫黄島地下に坑道をめぐらせ要塞化し、死よりも苛酷な持久戦に持ち込むが…
- 映画紹介より -
映画館に見にいけなくて、ずっと気になってた作品です。ようやくDVDを手に入れて本日見終わりました。
大体のストーリーは知っていたんですが、アメリカ映画にありがちな日本にたいする変な誤解もなく素直に映画の世界に入り込めました。
さすがクリント・イーストウッド監督です。硫黄島を守る小笠原兵団長、栗林忠道中将役の渡辺謙が渋い!あと意外でしたがバロン西こと西竹一中佐役の伊原剛志がまたいいんです!
中村獅童も栗林兵団長に反発する海軍士官役で怪演してるし、庶民の代表西郷昇陸軍一等兵役の二宮和也もいい味だしてます。
圧倒的に不利な状況で、祖国のために命を投げ出す男達のかっこよさ(悲惨な状況の中で!)が上手く描かれていました。まだ、見ていない方は是非おススメです!