鳳山雑記帳はてなブログ

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川西局地戦闘機 『紫電二一型』(紫電改)

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紫電改」(しでんかい)とは、水上戦闘機「強風」を元に開発された局地戦闘機 紫電を低翼に再設計した紫電二一型以降を指す(「紫電改」は紫電二一型の試作時に付けられた仮称であり、制式名称は紫電である)。局地戦闘機として太平洋戦争末期の日本本土防空戦で活躍した。設計生産は二式大艇の設計で有名な川西航空機(現新明和工業)、主任設計技師は菊原静男技師。同時期に開発された同じ発動機を搭載する中島飛行機の四式戦闘機「疾風」が保守的な設計だったのと対照的に、紫電改は新機軸の設計(世界初の自動空戦フラップ、層流翼)が特徴である。後世の評価は大きく分かれているが、その数奇な運命やネーミングから人気の高い機体である。米軍を中心とした連合軍側のコードネームは"George"。日本海軍の搭乗員からは「J改」と呼ばれた。

                       - フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より -

(性能諸元)
全長:     9.376m
全幅:     11.99m
自重:     2657kg(全備重量3800kg)
発動機:    誉二一型(離昇出力1900馬力)
実用上昇限度: 12760m
航続距離:   2400km
武装:     20mm機銃*4
爆装:     250kg*2(最大)
最高速度:   594km/h

 紫電改といえば、源田サーカス、松山三四三航空隊が有名ですが、これは優秀なパイロットと整備陣を集中配備した事が成功したためです。なにしろ発動機が誉(ハ45)ですから。
 
奇跡の2000馬力級エンジンといわれた誉ですが、当時の日本の技術では扱いにくいしろものでした。三四三空は海軍の重要根拠地である呉を守るために優遇措置がとられたものです。陸軍の疾風と同様、まともに飛べれば優秀な機体でした。

 資料によっては最高速度645km/hとしているものもありますが、あれは戦後米軍でテストした時の数値でしょうか?誰かご存知の方、教えてください。

 自動空戦フラップ・自動消火装置など野心的な設計でしたが、惜しむらくは排気タービンを装備できなかったことがあげられます。局地戦闘機である以上、高高度を飛んでくるB‐29の迎撃は重要な任務であるはずなので、それがないのは致命的でした。

 日本の技術の限界といえばそれまでですが、簡易型ながら陸軍の五式戦闘機が排気タービン装備型を実用化しつつあった中、海軍の誇る紫電改がこれでは、ファンとしては非常に残念でなりません。

(ここでも五式戦を褒めてしまった。高度一万メートルで590km/hだもんな。日本初の実用高高度戦闘機になるはずだったんですよ、五式戦は!!!!)