クシャーナ朝、1世紀中頃~三世紀中頃、北インドからアフガン・カザフスタン南部にまで勢力を広げる。最盛期は三代カニシカ王。仏教を保護。都はプルシャプラ(現ぺシャワール)。
クシャーナ朝ですが、もともとバクトリアを征服した大月氏国の配下のクシャン族が強勢になり建国した王朝です。
大月氏といえば、もともとモンゴル高原西部にいた遊牧民族ですが、匈奴の攻撃にあい西に逃れた民族です。有名な漢の武帝が張騫を派遣し、匈奴に対抗する同盟をもとめた国でした。
大月氏が滅ぼしたバクトリアという国も、アレキサンダー大王の東征で成立したギリシャ人国家だったんです。
こうしてみると、世界史は繋がっているんだなと実感します。クシャーナ朝は仏教を保護し、ガンダーラ美術もこのころ盛んでした。
後にペルシャのササン朝と対立、内部抗争で分裂し最後はエフタルという謎の強大な遊牧民族に滅ぼされます。
このエフタルもササン朝と突厥の連合軍に滅ぼされます。その突厥の子孫が中東のトルコなんです。セルジューク朝のときに小アジアに進出しそのまま定住したのが起源です。
世界史って、本当に面白いですね!