鳳山雑記帳はてなブログ

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空母「瑞鶴」

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瑞鶴(ずいかく)は日本海軍の航空母艦。翔鶴型航空母艦の2番艦。太平洋戦争中、真珠湾攻撃や珊瑚海海戦、第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦などで活躍したが1944年10月25日エンガノ岬沖海戦で沈没した。瑞鶴はマリアナ沖海戦まで一発も被弾しなかった幸運艦であった。
艦名の「瑞」はめでたいという意味。「鶴」はめでたい鳥という意味がある。

(性能諸元)
排水量(公試) : 29800t
出力      : 16万馬力
航続力     : 18ノットで9,700海里
速力      : 34ノット
搭載機     : 常用72機+補用12機
武装      : 40口径12.7cm連装高角砲8基
          25mm3連装機銃20基
          25mm単装機銃36挺(推定)
          12cm28連装噴進砲8基
 
                  - フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』より -

 1944年10月25日、大和を初めとする戦艦を主力とする栗田艦隊のレイテ突入を援護するため、小沢治三郎中将率いる日本海軍最後の機動部隊は、ハルゼーの機動部隊を北方につり上げることに成功しました。エンガノ岬沖海戦で日本海軍随一の殊勲艦、正規空母「瑞鶴」は米艦載機の波状攻撃を受けてついにその巨体を傾けます。
 「海ゆかば」の物悲しい曲が流れる中、小沢中将はじめ生き残った将兵の敬礼に見送られ瑞鶴は海に沈みました。映画「連合艦隊」の名シーンです。私もこのシーンを見るときは、必ず敬礼します。


 真珠湾攻撃を皮切りに僚艦翔鶴とともに、常に第一線で戦い続けた瑞鶴。ミッドウェー海戦こそ珊瑚海海戦における痛手を回復しなかったため参加していませんが、それ以外の主要海戦にはほとんど瑞鶴の姿がありました。その最期まで日本海軍の栄光を担った殊勲艦でした。