鳳山雑記帳はてなブログ

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通潤橋と岩尾城

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岩尾城は、貞応元年(1222年)に阿蘇惟次によって築かれた城で、以降惟光に至るまで18代にわたり阿蘇氏の城でした。天正13年(1585年)島津氏の侵入で没落し、その後佐々、小西、加藤氏の領地となりました。城址にある二の丸公園は、ツツジと桜の名所として知られており、春のシーズンには多くの花見客で賑わいます。開花時期は5月上旬~下旬です。  
近くに、通潤橋・五老ヶ滝などがあり、矢部郷自然遊歩道として一帯を散策できます。

                               - 観光案内より -

 熊本県の観光名所の一つとして通潤橋は有名だと思います。不毛な白糸台地を潤すため、向かいの笹原川から水を引いてきています。見事なアーチ型の水道橋で、サイフォンの原理を使って水圧で向こう側に水を流しているそうです。このために白糸台地は見事な水田に生まれ変わったといいます。

 ところで、水を引くほうの山はほとんど訪れるものはいませんが、郷土史ファンなら一度は登ってほしいところです。上記の観光案内にある通り、肥後を中心に最盛期には35万石の領土を保有した阿蘇宮司家の本拠『浜の館』の詰めの城、岩尾城があったところなんです。

 阿蘇氏は、もともとの本拠であった阿蘇一宮から外輪山を越えて南に進出、上益城郡山都町(旧矢部町)に拠点を移しました。以後、阿蘇宮司家は肥後中部から日向北部にまで勢力を拡げます。阿蘇氏十八代の興亡を偲べる場所です。

 通潤橋を訪れる機会があったら、是非岩尾城跡まで足をのばして下さい。