鳳山雑記帳はてなブログ

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サハラ砂漠はかって緑の楽園だった?

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 皆さんはタッシリの岩壁画というものを聞いたことがありますか?サハラ砂漠のほぼ中央、タッシリと呼ばれる山岳地帯にそれはあります。
 旧石器時代から数千年にわたって数万点の岩に刻んだ絵画が残されているそうです。当時の人たちの暮らしや動物達を描いたものですが、驚いたことに駝鳥や牛、サイなどの動物が描かれています。これらの動物は現代のサハラには生きられない動物達です。かってこのあたりは緑溢れる楽園だったそうです。

 サハラ砂漠は、8000年ほど前からおよそ数千年間は緑があり水がふんだんに流れて魚やワニまで棲んでいたと言います。人類もこの地に定住し狩猟生活をおくっていたことが岩壁画から分かるそうです。
 岩壁画は時代が下るにつれ、牛から馬、馬からラクダに変わっていきます。この地が次第に乾燥していった証拠でしょう。そしてあるときから人類の痕跡が消えます。砂漠化によって人々がこの地を去っていったのでしょう。

 なぜ緑の楽園が砂漠化したかは、今となっては謎ですがなんらかの地球規模の激変があったのではないかと想像します。飛鳥昭雄氏が言う通りノアの大洪水あるいは巨大隕石の衝突規模の大天変地異があったのかも知れませんね。