1945年、メキシコ、アカンバロで一人の農夫が発見した3万体以上の土偶。不思議だったのはどれもが恐竜としか思えない姿をしていました。
恐竜はご存知のとおり6500万年前に絶滅したといわれています。それにたいして、こちらの土偶はどんなに遡っても4000年前。そのことから学会では無視され、この農夫が作ったものではないかと言われました。古代人が6500万年前に滅んだ恐竜を知るはずがない、という理由で。
しかし、考えてみてください。だだ話題づくりのために3万体以上の土偶をつくる奇特な人がいるでしょうか?しかもこの農夫は、発見した土偶を一体も換金していないのです。
それらの事から、本格的に科学調査しようという動きがあり炭素14による年代測定では紀元前1640年、紀元前4530年、紀元前1110年という調査結果がでました。
ただ、これだとバラツキが激しいので当時ペンシルバニア大学の研究所で開発されたばかりの熱ルミネッセンス年代測定法で調べると紀元前2500年という値が出ました。
土偶が本物らしいと分かると、今度はなぜ古代人が恐竜を知っていたのか?という新たな疑問が浮かびます。理由として~杼錡紊了妻恐竜の化石から復元した実際に古代人は生きた恐竜を見ていた…などが考えられますが、,蕨棲阿任靴腓Α2椎柔として一番高いのは△覆鵑任垢、専門家によると化石の復元はとても難しいそうです。
そこでの可能性が出てくるのですが、私はもしかしたら当時まで恐竜が生き残っていたのではないかと考えます。生きた化石「シーラカンス」の例もありますし、スコットランドのネッシーも古代生物の生き残りかとも言われます。さらにアフリカ、コンゴの奥地で翼竜をみたという探検家の報告もあります。
私はコナン・ドイルの「ロストワールド」を連想しました。実際に生きた恐竜を見て古代の人々が土偶をつくった。これが真実だとするとなんとも浪漫がある話ですね。