鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

B-52の空対地ミサイル

 前回の記事の続きです。国防と軍事に興味ない方はスルーしてください。

 戦略爆撃機ボーイングB-52ストラトフォートレス。31トンの爆弾搭載量と1万6千キロという長大な航続力を誇る使い勝手の良い機体で、旧式ながら現在でも使い続けられています。

 とはいえ、さすがに航空優勢を取れてない空域では危なくて使えませんし無理して使う場合は敵の対空ミサイルの射程外からスタンドオフ攻撃するしかありません。ではB-52はどんな空対地ミサイルを搭載しているのか調べてみました。主に使われるのはAGM-86ALCMとAGM-154JSOWです。

 このうちJSOWは射程が93㎞しかないのでおそらくスタンドオフ攻撃の主力はALCMだと思います。CEP(半数必中界)30mと高い精度を誇りトマホークミサイルと同様超低空を飛んで目標に命中します。弾頭重量も2000ポンド(908㎏)あり威力も十分です。射程1111㎞は敵の対空ミサイルの射程外から攻撃できるので非常に有利です。しかし、1発3億円もかかります。

 B-52はALCMを20発搭載できるのでこれだけで60億円です。流石の超大国アメリカと言えど豊富に撃てるミサイルではありません。それくらいならステルス戦略爆撃機のB-2でJDAMを撃った方がコストパフォーマンス的にも良いはず。ただしB-2は維持費が馬鹿高いので中間をとってB-1なんでしょうね。

 B-52は500ポンド(227㎏)爆弾なら、爆弾倉とハードポイントで合計45発積めます。合計10トンちょっとですが、これは爆弾倉の容量とハードポイントの数で制限されるわけです。Mk-82 500ポンド爆弾にJDAMキットを付けたとして1発360万円。45発計で1億6200万円。これでも高いとは思いますが、ALCMと比べたらはるかに安く済みます。

 ということで、B-52は航空優勢を取った後JDAMで絨毯爆撃(ある程度のピンポイント攻撃は当然)するという使い方がベストなのでしょう。