鳳山雑記帳はてなブログ

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誰も興味ないと思いますがチェチェン情勢も緊迫化してきました

 2026年1月27日は衆議院選挙の公示日でしたが、我々真剣に日本の国防を考えるものとしては国際情勢も見逃せません。

 チェチェンと言えばこれまでロシアと独立を掛けて泥沼の内戦を続けながら近年親露派のカディロフが首長となり独立派を弾圧ロシアに従う体制になっていました。ウクライナ戦争でもカディロフは義勇軍と称する私兵を派遣しロシア軍に協力していたくらいです。

 ところが最近、首長ラムザン・カディロフが重体なのではないかという情報が入ってきました。また彼の長男で有力な後継者と目されていたアダムもソースは怪しいものの交通事故で重体になったとか戦場で重傷を負ったとかで消息不明になっているそうです。もしラムザンに万が一のことがあれば、チェチェンは後継者を巡って激しい争いが起こる可能性が高く、それまで鳴りを潜めていた独立派が再び台頭し力をつけることも十分あり得るため、ロシアとしてはたまったものではありません。

 チェチェンはこれまで何度もロシアに独立戦争を仕掛けそのたびに泥沼化し、1996年にロシア軍はチェチェン独立の有力な指導者ドゥダーエフ将軍の携帯電波の電波を傍受しそこへミサイルを撃ち込んで爆殺したくらいです。

 はっきり言ってチェチェンはカディロフの強権政治で保っているだけで、その箍が外れると再び大混乱に陥るのは必定。そもそもチェチェン人はスンニ派イスラム教徒で、ロシア正教のロシア人とは相いれない存在ですから。最初は全く別の国だったのにロシア帝国に侵略され搾取された歴史を持っていますから反感は相当あると思いますよ。

 チェチェン内戦ではゲリラ戦を仕掛けるチェチェン独立軍にロシア軍は苦戦し、かなりの戦車を破壊されています。チェチェンだけでなくジョージアとも対立を深めていますし、カスピ海黒海に挟まれたコーカサス地方は元々ロシアの弱点だと言われてきました。BTG(大隊戦術群)もジョージアなどとの非正規戦に対応するために生まれたものですから。逆に正規戦になったウクライナ戦争では対応しきれなくなってそれが昨今の苦戦に繋がっているわけですがね。

 情報が確定ではないのでこれはあくまで想像ですが、もしカディロフ首長に万が一のことがあったらチェチェン軍はウクライナ戦争から手を引くと思います。それどころではないですからね。国内で独立派が立ち上がれば泥沼の内戦に突入し、ロシア軍は介入する余力はないでしょうから今回は政権が倒れる可能性もあります。そうなるとロシア自体も弱体化しウクライナ戦争は敗北するかもしれません。あくまでNATOウクライナ支援を続けた場合ですけどね。

 そうなると、これまでロシアに苦しめられてきたジョージアも立ち上がるかもしれません。これもNATOが援助したら南オセチア紛争はジョージアが勝利し領土を奪回するでしょう。ロシアはまさに泣きっ面に蜂でプーチン政権も倒れるかもしれませんね。まあ人命にかかわる事なので軽々なことは言えませんが、私はチェチェンは独立すべきだと思っていますし、ジョージアは領土を奪還すべきだと思っています。ロシアはシナと同様世界の敵ですから!

 ともかく、どう転ぶか分かりませんがカディロフの安否はその後の国際情勢を決める重要な要素だと私は思います。皆さんは関心無いでしょうが、世界は繋がっているという事を頭の片隅に置いてくださるよう願うばかりです。