鳳山雑記帳はてなブログ

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アムラーム、世界的に不足しているのか

「ミサイルが足りない」 世界が欲しがる“主力装備”日本も国内製造へ 輸入に頼れない“背に腹代えられぬ”事情

 AIM-120AMRAAM(アムラーム)は、アメリカ ヒューズ社が開発した中距離空対空ミサイルです。現在はレイセオンがヒューズ社を買収したためレイセオンが製造しています。西側標準とも言うべきミサイルで終末誘導はアクティブレーダーホーミング、いわゆる撃ちっぱなしができます。これまでのスパローはセミアクティブレーダーホーミングだったので敵機に命中するまでレーダーを当て続けなければいけませんが、こちらはアクティブなのでミサイル本体が発するレーダーで追尾できます。

 これは当時としては画期的なことで、戦闘機はミサイルを発射した直後回避行動できるので安全性が増しました。世界の潮流はアムラームに追随し、ロシアでもアムラームスキーと揶揄されたR-77空対空ミサイルを開発しています。わが日本でも三菱電機がAAM-4(99式空対空誘導弾)を開発しました。

 個人的な感想ですがアムラームとAAM-4は命中率ではおそらく同等ながら、アムラームの射程距離が最新型のD型で180㎞なのに対し、AAM-4は100㎞前後だと言われるので、F-35にはアムラームの方が良かったのではないかと思っています。ただしAAM-4はアムラームに比べ運動性が高く敵の妨害電波にも強いという特長があり一長一短ではあります。AAM-4も(改)になって射程距離延長になったと言われますが、これは軍事機密なので公表されていません。あと、(改)になってロックオン性能もさらに向上したと言われるので、次期戦闘機F-3はAAM-4(改)を搭載してほしいですね。

 それはともかく、世界的にアムラームが不足しているというニュースが入ってきました。ウクライナ戦争でも使用されているし、西側標準のミサイルですから世界各国が欲しがっているのは納得ですが、ここにきてアムラームを日本でライセンス生産するという話が出ました。

 私は大賛成ですね。台湾有事がいつ起こるか分かりませんし、F-35もA、B型合わせて147機導入予定ですからアムラームはいくつあっても足りないと思うんですよ。当然F-15J/DJやF-2用にAAM-4(改)も大量生産すべきです。余った分は世界中で需要があるんですから輸出しても良いし。実際ライセンス生産したパトリオットPAC-3アメリカに輸出していますしね。

 アメリカはウクライナPAC-3を供与しすぎて自国製だけでは足りなくなったという笑えない事情がありますが、アムラームも輸出するほど大量に生産できたら他の西側諸国も助かると思うんですよ。令和になって日本の国防は随分まともになったんだなと実感しました。それだけ極東情勢が緊迫したという証拠かもしれません。

 皆さんはアムラームのライセンス生産という話、どのような感想を持たれましたか?