ロシアとの国境近くにステルス戦闘機の飛行隊が創設へ! 最終的に60機を超える規模に フィンランド
ロシア(実質的にはベラルーシ)と国境を接し国防に関し危機感を持っているポーランドは、ワルシャワ条約機構時代のMiG-29を縮小しいち早くアメリカのF-16戦闘機を導入しました。これが48機。それどころか最新鋭のステルス戦闘機F-35Aも32機導入予定です。空軍だけでなく陸軍も主力だったT-72からアメリカ製のM1A2エイブラムス戦車394両、ドイツ製のレオパルド2も200両以上導入しようとしています。それでも不安なのかポーランドは韓国製のK2戦車すらも1000両導入する予定だそうです。
K2戦車は嫌韓の人には評判悪いですが、ポーランドのK2はドイツ製のパワーパックを使用し本国のものより信頼性は向上しています。防御の面でも非拘束式セラミックの複合装甲は拘束式に比べ防御力が劣るという人もいますが、初弾に対する防御力はほぼ同等で、二発目以降の被弾から危なくなるというだけですからこれは軍事ドクトリンの違いと言えます。
ポーランド陸軍としても、主力のエイブラムスやレオパルド2を最前線で運用しK2は補助的な役割で使うはずで防御力はそこまで問題にならないと考えているのでしょう。おかげで余ったMiG-29やT-72はどんどんウクライナに供与していますから、ウクライナも助かっています。
今回ウクライナ戦争を受けて中立国からNATOに入ったフィンランドもまた国防に関しては本気です。陸軍はドイツ製のレオパルド2A4を100両、2A6を100両保有しているほか、航空機ファンならご存じの通り早くから空軍ではF/A-18C/Dレガシーホーネットを62機保有していました。
なぜスパホではなくレガシーホーネットかというと、スパホだと攻撃力が強すぎてソ連/ロシアが警戒するからだと噂されていました。ビーストモード(全武装状態)で11発のAAM(空対空ミサイル)を搭載したり、空対地ミサイルJSOW、マーベリック、空対艦ミサイルハープーンやLRASMを満載でロシア領を攻撃されたらたまったものではないですからね。
ただ、レガシーホーネットもマーベリックやRLASM、ハープーンを搭載できるので危険度で言えばあまり変わらないと思うんですがね。スパホは搭載量とアビオニクスが強化されただけですから。そのフィンランドは2021年、レガシーホーネットの後継としてF-35AライトニングⅡ戦闘機を64機導入すると発表しました。
今年2025年12月10日、フィンランド空軍は導入した最初のF-35戦闘機の初飛行を実施したと発表しました。しかも2026年から本格配備を開始し、ロシア国境に近い空軍基地に集中配備するとのこと。64機と言えば3個飛行隊か4個飛行隊に当たります。日本と違い危機感が段違いでしょうから厳重にバンカー(掩体壕)で防護されているでしょう。
こんな危険な戦闘機が国境近くに配備されるとなるとロシアは発狂しそうですね。ポーランドの32機とフィンランドの64機。これらはNATOのAWACS(早期警戒管制機)の管制の下行動するんですから脅威を感じない方がおかしい。
ロシアはウクライナを侵略してあわよくば併合を狙ったんでしょうが、結果として中立国だったフィンランドとスウェーデンをNATOに加盟させたんですから藪蛇も良いところでしょう。ならず者国家ロシアの崩壊を強く願います。