何隻目? 最新護衛艦「によど」就役まもなく 引渡式・自衛艦旗授与式の日程決まる
国防に関心のない方にはチンプンカンプンな話題だと思いますが、海上自衛隊が従来の護衛艦と一線を画すコンパクトかつ多機能な艦種として建造したもがみ型護衛艦があります。護衛艦艇としてFFM(多機能なフリゲート)という艦種記号も初めて冠されました。
ところが、予算不足からVLS(垂直発射装置)は後日装備とされ6番艦まではVLSがない不完全な状態で就役しました。昨今の軍事情勢の緊迫化を受けて7番艦のによど以降は最初からVLSを搭載すると決まり一安心していたところでした。そのによどがようやく5月21日就役と聞いて本当に良かったと思います。
ただによどのVLSは今のところ07式垂直発射式魚雷投射ロケット(ASROC)しか搭載せず、艦対空ミサイルのESSM(発展型シースパロー)や、現在開発中の国産艦対空ミサイルA-SAM搭載の予定はありません。A-SAMは開発できたら順次搭載するでしょうが、マルチという割には対空能力が低いのが現状です。海上自衛隊側もこの欠点は分かっているようで、もがみ型後継の新型FFMではVLSを16セルから32セルに増やす予定ですが、最初のFFM-13は2028年就役予定なのでそれまで対空能力は低いままです。
海自はもがみ型と新型FFMをどう使う予定なのか分かりません。従来の汎用護衛艦(DD)の採用として使うつもりなら、もがみ型にも早急にESSMを搭載すべきだと思います。だいたい16セル全部07式にするのはもったいない気がするのです。個人的意見を言わせていただけば、残りの8セルはESSMを搭載するのが望ましい。ESSMは1セルに4発積めるので8×4で32発も搭載できます。
対潜作戦にはP-1も潜水艦もあるのでもがみ型単体でそこまで07式を積む必要性は低いと思うんですよ。まあ海自側もそれなりの理由があるでしょうから、私のような素人が何を言っても無駄でしょうが。
ともかくによども含めてもがみ型12隻、新型FFM12隻以上早急に整備してほしいですね。