丁度リアルタイムでウクライナ軍が越境攻撃を行いロシアのクルスク州で戦闘になったという報道を見ました。地図で確認すると独ソ戦当時のクルスクの戦いは、100㎞四方くらいのかなり広範囲で戦われたのだと分かりました。そこで戦闘に参加したドイツ軍の兵力がどれくらいか気になり調べた次第です。
中央軍集団、南方軍集団の一部が参加しましたが、それでも総兵力78万人、戦車2928両、火砲9900門とかなり大規模な戦闘だったことが分かります。一方、ソ連軍は総兵力191万人、戦車5128両、火砲25000門を集め数の上で圧倒していました。いくらドイツ軍の質が良いとはいえ数の暴力の前には負けるのが当然で、ドイツ軍は負けるべくして負けたと言えるでしょう。ソ連軍の戦闘序列も気になったんですが膨大すぎで心が折れました(苦笑)。
両軍合わせて9000両近い戦車が集まった戦いは空前絶後で今後もこの記録は破られないでしょう。ドイツ、ソ連両国にとって独ソ戦は血みどろの戦いだったんでしょうね。そんな激戦地で今もロシアとウクライナが戦っているかと思うと感慨深いです。