鳳山雑記帳はてなブログ

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ロシアの国家予算と国防費

 今現在ウクライナ侵略を続けているロシアですが、軍事費にどれくらい使っているのか気になりました。ロシアのGDPは韓国並みと聞いたことがあるのですが、調べてみるとロシアの2021年のGDPは1兆7790億ドル、日本円換算で238兆2200億円ほど。同じ年の韓国のGDPが1兆8110億ドルですからあまり変わりません。国家予算は2022年で25兆219億ルーブル(日本円で37兆5329億円)でした。そのうち国防費が3兆5100億ルーブル(日本円で6兆2466億円、ドル換算で464億ドル)だそうです。おそらく2023年の国防費はもっと跳ね上がるかもしれません。

 あれだけ大規模な侵略戦争をしているのに、国防費は日本の防衛費より少し多いくらい。資源大国で人件費も安いのでこれでも大丈夫なんでしょうが、8000億ドル以上国防費に使っているアメリカ、2930億ドルのシナと比べると桁が少ないですね。それだけの予算であれだけ巨大な軍を保有しているので、その意味では恐ろしいと思います。

 少ない予算でやりくりしているので、巨額なメンテナンス費用が掛かると言われる核兵器の整備はできていないのではないかという予想はあながち間違いではないような気はします。おそらく核兵器も数を絞ってメンテナンスしているのかもしれませんね。

 ロシアの強みは兵器輸出と穀物輸出、ところがウクライナ侵略戦争でその外貨収入が怪しくなっています。シナやインドは石油などを輸入していますが、ロシアの弱みに付け込み安く買い叩いていますからあまり儲けていないのではと思います。一方、最新兵器に必要な半導体は輸入に頼っており欧米は輸出禁止していますから困っているはず。シナからの輸入もアメリカの圧力でいつまで続けられるか?

 戦争が長引けば長引くほどロシアはじり貧になりそうです。ロシア、シナのようなレッドチームの無法者国家に大きな顔をさせないようにウクライナに全面支援して勝たせないといけません。日本も武器輸出のくだらない規制を撤廃しMLRSくらい送ったら良いのにと思いますね。