鳳山雑記帳はてなブログ

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山上の個人的な犯行か疑問になってきた

安倍元首相銃撃 火薬の製造法めぐる報道が物議も…専門家「そもそも原料が違う」


 私は火薬に関しては全くの素人で、山上容疑者が安倍元総理暗殺に使用した銃の火薬は現在の無煙火薬ではなく昔の火縄銃などで使用する黒色火薬だったと単純に思っていたんですが、専門家の指摘は目から鱗でした。

 『山上容疑者は、インターネットの動画を参考にしながら自作の銃を製造、「硝酸アンモニウムや硫黄、木炭などを混ぜて黒色火薬を作った」「火薬をつくる方法はネットで調べた」などと供述』

とありますが、専門家によると黒色火薬に使用するのは硝酸アンモニウムではなく硝酸カリウム黒色火薬硝酸カリウム75%、硫黄10%、木炭15%を混合したものですが、単純に混ぜたから終わりじゃなく安全かつ正常に発射するためには何度も試薬を繰り返さないと駄目で素人にはとても手に負える代物ではないそうです。燃焼が大きすぎると自爆の可能性もあるそうで、本当に山上個人でやったのなら途中でよく死ななかったなと驚きますよ。奇跡的に火薬の混合が一発で成功し正常に動作したという可能性もゼロではありませんが…。

 一方、硝酸アンモニウムは硝酸油剤爆薬などの原料で非常に爆発しにくく安全性は高いものの、これを起爆させるのは素人には不可能だそうでもっと現実性がありません。

 という事は山上の供述が嘘で黒色火薬そのものをどこから調達したか、特定の勢力が火薬を提供したという話になってきますね。後者の場合は山上はただの実行犯で黒幕がいたということです。私のような素人なら見逃すところでも専門家から見ればおかしい点が見つかるんでしょうね。

 皆さんは、火薬の話どのような感想を持たれましたか?