鳳山雑記帳はてなブログ

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安倍元総理逝去から一夜明けて、これから我々が目指すべきこと

 安倍元総理が凶弾に倒れたという一報を受け、昨日は心配し通しでした。昼食も取れなかったくらいです。そして夕方五時過ぎ搬送先の病院で亡くなられたというニュースが入り絶望的な気分になりました。悲しみというより衝撃が大きすぎて思考停止した状態とでも言うんでしょうか?こんなことは中川昭一さんが亡くなったという報道を聞いて以来ですよ。これを書いている今でも心にぽっかり穴が開いたような感じです。

 思い返せば、安倍晋三という人物は日本の歴史に残る不世出の政治家でした。国家観を持ち国防意識の高い保守政治家であり、戦後初めて集団的自衛権を認めた安保関連法を制定したのは大きな功績だと思います。外交においても米トランプ大統領と個人的に密接な関係を築き世界のリーダーとしてG7でも大きな存在感を示しました。総理を退任した後も一議員として、派閥の領袖として自民党がともすればリベラルに流れるところを必死に引き留めていたように思います。特に河野太郎総理誕生を防いだ功績は計り知れません。今の岸田総理には不満ばかりですが、もし河野太郎が総理だったら確実に今より酷かったと確信します。

 テレビは自分たちがもりかけ桜でヘイトを増幅したにもかかわらず他人ごとのような報道をしていたので怒りを覚えました。なのでネット番組を中心に見ていたんですが、その中の櫻井よしこさんの番組で月刊HANADAの花田編集長の発言が今でも心に残っています。

 花田編集長はHANADAで連載している堤堯さん久保絋之さんの対談『蒟蒻問答』の中で、「安倍さんには悲劇性がある。なのでテロに遭わないか心配している」と数年前に指摘されていたことを話されていました。それが現実になったわけですが、思想的に偏向していないまともなジャーナリストが長年の経験で見てきたことは真実を見抜くんだなと思って驚きました。

 ともかく、安倍晋三という偉大な政治家はもういません。自民党の中でまともな保守政治家はごく一部です。再エネ議連のような売国リベラル議員がのさばり左傾化するかもしれません。我々ができることは、選挙に行き自民党内の数少ない保守政治家を応援し岸田政権がおかしなことをしたら厳しく声を上げるべきです。

 その意味で今回の参議院選挙は日本を守る戦いになります。私は安倍さんの遺志を継ぐためにも自民党の保守政治家に一票を投じようと思います。他の政党に入れようとしている方も選挙だけは行ってください。民主主義がテロに屈するわけにはいかないのです。